松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



宝物。私のおまじないの言葉

表題の宝物というのは、毎日私が娘たちに声をかけるおまじないの言葉です。

おまえたちはパパの宝物。いつも一緒にいてくれるだけでパパは他には何もいらん。

この言葉がけは娘たちが物心がつく前から毎日私は欠かした事がありません。

11月25日は私の誕生日でした。東京で暮らしている長女が私の誕生日を覚えていてプレゼントを贈ってくれました。



なぜ枕なのかは彼女に聞いてみないとわかりません。

毎日一日中バタバタと動き回っている私は自分の誕生日も忘れていたのでとても嬉しかったのは言うまでもありません。しかし、より嬉しかったのは娘が同封してくれた手紙でした。



時間をかけてプレゼントを選んでくれ、その上に手間暇かけて文章をしたためてくれた事に感激しました。

離れて2年近くになりますが、おまじないの言葉も忘れていなかったんですね。

娘たちが生まれてからずっと一生懸命頑張ってきた事が報われた瞬間でもあり、涙腺が緩みました。

下の娘たち二人も私の誕生日の朝に声をかけてくれました。

パパ、お誕生日おめでとう。私たちがいつも一緒にいるからプレゼントなんかなにも要らんでしょ?いつもそう言ってるじゃん!

なるほど。

娘たちが元気で明るく生きてくれている事が私の今の幸せなのだと再確認させてもらいました。

プレゼントやお手紙はもちろん嬉しいですが、お互いの心が繋がっていることが私の一番の幸せなのです。

またこれから一年、娘たちが大好きだと言ってくれるような父親であれるよう一生懸命頑張ります。

長女が書いていたように、太り気味の体も少しは絞りたいと思います。

47歳までまた元気で明るい父親でいられそうです。