松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



泣きたい時には思いっきり

映画

君の膵臓をたべたい


一目をはばからず、思いっきり声を上げて泣いてしまいました。

私は幼稚園の頃からの竹馬の友を少し前に亡くしました。

今でも彼の事を片時も忘れた事はありません。

一緒にいて笑った事、悩んで相談に乗ってもらった事。いつもいつもそんな瞬間を思い出します。

この映画は僕らのシチュエーションとは全く違うものではありましたが、観進めていくうちにどんどんと物語に自分たちが重なってしまい胸が締め付けられる思いで一杯になってしまいました。

病気で死ぬとわかっているヒロイン。それを静かに静かに優しく見守る主人公。

隠と陽。相対する主人公とヒロインの性格がより映画の核心を際立たせたように私は感じました。

明るく幸せに思える毎日の交流の中に幾度となく押し寄せる苦しみや悲しみ。

対照的な二つの感情が交錯して余計に津波のような辛さや悲しみや虚無感が私を強く襲いました。

今を生きる。

今を一生懸命に生きる。

所構わず泣くという行為は私にとっても随分と恥ずかしいものであります。

しかし、泣くという行為は心を整える大きな感情の一つであると思います。

笑う行為ももちろん大切。でも、泣くという行為も同じように大切である事をこの映画から久しぶりに教えてもらったような気がします。

人間は喜怒哀楽全てを持ち合わせています。

それをいかに自分でコントロールしながら生活するか。

日常の心の安定はそこにかかっていると思います。

自分の幸せと自分に関わる人全ての幸せ。

それを考えながら、我の在り方を模索していかなければなりません。

できる限りの笑顔を忘れずに!

これはこの映画のヒロインに再認識させてもらった大事な私の座右の銘となりました。

人を幸せにできてこそ、我が人生も幸せであれるのだと思います。