松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



きなこ

表題のきなこですが、原材料は大豆の粉を炒ったものであります。

実は大豆の粉も色んな種類があり、全く火を入れていないものから火をしっかりと入れたものまで細かく分かれています。

全く火を入れていないものだけは黄奈粉とは呼ばず、すはま粉と特別に呼びます。

またうぐいす餅に使われる粉はインゲン豆の粉。鳥のうぐいす色をしているのでうぐいす粉と特別に呼びます。

そんな豆の粉を使った生菓子


わらび餅

そして


うぐいす餅

これらは時期的にやはり気温の低い間に好まれるものだと思います。

きなこやうぐいす粉などは水分を特に吸う性質が強く、口の中に入るともさもさっと感じます。

このパサパサ感は気温が上がるに従い、鬱陶しくなってくると思います。やはり、暑い季節は口も爽やかで口溶けの良いものを欲しますものね。

そんな理由もあり、きなこは今が一番美味しいと感ずる季節です。

レイドバック

小学生の時に風邪をひいて以来、これまでずっと風邪とは無縁で過ごしてまいりましたが、先週の土曜日から風邪を次女からもらってしまいました。

二十歳の時、高校の同級生たちと5人で伊豆に旅行へ行った際も私以外4人が40度近くの高熱が出たにも関わらず、私だけはへっちゃらだったのに。

頑丈な身体が取り柄の私ですが、流石に今回は辛いです。昨日も一日中家で休んでおりました。

こんな身体が弱ってしまった時には部屋でゆっくりと音楽なんてのもいいのではないでしょうか。

そんな時に私が聴く音楽は決まってジャック ジョンソン。


彼がつくり出す歌声とメロディは温度がちょうど良いお風呂のようであり、目を閉じて全てを委ねられるマッサージのようでもあります。

ゆったりとした空間がそこにあります。

昨日、今日の二日間しっかりと休んで明日からの営業にはまた元気な姿でお客様をお出迎えしたいと思います。

今月の茶席菓子

本日は国府宮神社におきまして、月釜が催されます。


茶席菓子が決まる前に担当の先生が暁と銘を打たれましたので、暁から着想する和菓子をとご一緒に決めた次第です。


地平線からじわじわと日が昇る瞬間を表現しました。

初釜にはぴったりの銘だと思いますし、デザインも年の始まりにマッチしたのではないかと思っております。

この暁。店頭でも販売いたします。