松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



きなこ

表題のきなこですが、原材料は大豆の粉を炒ったものであります。

実は大豆の粉も色んな種類があり、全く火を入れていないものから火をしっかりと入れたものまで細かく分かれています。

全く火を入れていないものだけは黄奈粉とは呼ばず、すはま粉と特別に呼びます。

またうぐいす餅に使われる粉はインゲン豆の粉。鳥のうぐいす色をしているのでうぐいす粉と特別に呼びます。

そんな豆の粉を使った生菓子


わらび餅

そして


うぐいす餅

これらは時期的にやはり気温の低い間に好まれるものだと思います。

きなこやうぐいす粉などは水分を特に吸う性質が強く、口の中に入るともさもさっと感じます。

このパサパサ感は気温が上がるに従い、鬱陶しくなってくると思います。やはり、暑い季節は口も爽やかで口溶けの良いものを欲しますものね。

そんな理由もあり、きなこは今が一番美味しいと感ずる季節です。