松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



柚子もち

おはようございます。

季節も秋真っ只中となったようで、朝晩は特に上着が無いと少し肌寒く感じるようになりました。


柚子もちも緑色から黄色へと変更しました。

柚子の果汁をふんだんに使った柚子もち。

秋の色合い、秋の味わい、秋の香りを感じとっていただけましたらと思います。

keep calm

持って生まれた性分というものは、どう努力しても変わらないものです。

私は小さな頃からガキ大将で、とにかくじっとしていられませんでした。

それは大人になった今でも全く変わる事なくそのままであります。

休みの日にはなかなか家でじっとしていられず、お天道様の下で体を動かしていないとストレスが溜まってしまいます。また、おしゃべり好きで友人たちとお出かけする際も一日中話してしまうので、翌日には喉が痛くなることもしばしばあります。

そんな私には小学生の頃からずっと音楽が寄り添ってくれていました。

オールディーズ、ブリティッシュロック、ハードロックに始まり、R&B、ソウル、ジャズ、ヒップホップと何でも聴きました。

音楽好きが高じてCDも4、5千枚ほど膨らんでしまい、置き場もないほどです。

今、一番良く聴く音楽は私とは正反対の静かなものが主であります。自分の足らないものを求めているのかどうかは自分ではわかりませんが、静かな音楽が心の拠り所となっている事は間違いありません。


細野晴臣。

70歳を過ぎた現在でも精力的に活動するミュージシャンです。

このアルバムは直近のものです。人生を悟ったかのような落ち着いたサウンド、リズム。そしてささやくような重低音の歌声。

そして


小野リサ

ブラジルで生まれ育った彼女は日本語もたどたどしいですが、彼女の性格がそのまま歌声に表れたような優しいボサノヴァの音楽を私に届けてくれます。

小野リサさんはあまりに好きなので全てのアルバムを持っていて、常に私の心を癒してくれます。

細野晴臣、小野リサ。自分自身を主張せず、背伸びもせず、心のままに普段の生活も送られているような気がしてなりません。

私はたまにカラオケに行きますが、声量も大きくどうしても力が入ってしまいます。

歳を重ねる毎に、心も熟成して落ち着いた人間にならなくてはいけないな。そんな風に思ってはいますが。

keep calm

一番憧れるところでもありますし、目先すところでもあるような気がしています。

本日の茶席菓子

昨日ご案内いたしましたように、本日は国府宮神社の茶会の日です。

昨日ご紹介しました干菓子以外の二種の生菓子も完成いたしました。

重大な責任をいつも背負いながら作っているため、緊張感いっぱいで疲労困憊です。

しかし、おおよそ2000個の和菓子を仕上げた達成感に浸り、とても清々しい気持ちのよい朝を迎えております。


軽羹製の生地に黒糖を使った丹波大納言小豆のこしあん。

銘「稔りの秋」


蒸しこなしと練りこなしをそれぞれ仕上げた後で二つを合わせた、いわゆるハイブリッドこなし製。中は栗を抱き込んだこしあんで秋の山景色を表現した生菓子となっています。

銘「深山路」

本日の生菓子二種と昨日ご紹介しました干菓子を合わせて、ご来席のお客様をおもてなしさせていただきます。

素晴らしい秋晴れの空です。たくさんのお客様のご来席をお待ちしております。