松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



安堵の夜

久しぶりに夜ご飯を娘たちと作りました。


夕食を作ったと言っても極々簡単な牛肉アスパラの温サラダだけです。このおかずと白飯だけで食べました。

でも年末から正月明けまで毎晩外で買ってくるお弁当やお寿司やカップラーメンばかりでしたので、こんな夕食でもとても私たちには嬉しい食事でした。


牛肉をすき焼き仕立てにして。それもとびっきり甘くして。


アスパラガスを加えて焼くだけ。そしてパリッパリのレタスの上にザーッとのせて熱いうちにみんなで食べます。

とびっきり甘くしたのは体が疲れ切っているからです。疲れた私たちの体にはぴったりです。

東京の私の恩師から聞き今でも忘れずに覚えている事の一つですが、赤福は通常売っているものと伊勢神宮近くの店舗で食べるものと甘さを変えているそうです。

参拝を終えた人々は長く歩いて疲れます。そんな人たちに食べてもらう赤福は少し甘めのものを用意する。しかし、お土産で買うものは家で普通に食べるので甘すぎてはそれが少し美味しく感じるのを邪魔する。そんなところから甘さを変えているのでしょうね。

甘めの和菓子が疲れを癒す効果があるという事からそうしているのでしょう。

和菓子の効能を知る事の出来る面白いお話です。

話は脱線しましたが、年末年始ずっとお店の仕事を一生懸命手伝ってくれた娘たちに感謝の気持ちで作った夕飯でした。


こうして一緒に夕飯の支度を三人でできること。とても幸せに感じるひとときでした。

安堵の夜です。