松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



置き土産

おはようございます。

長女のあづきは昨晩、東京へ帰っていきました。

今朝の3時半から仕事がスタートしたそうです。娘ながら、よく頑張っているなと感心したところです。



昨日、東京へ帰る前におはぎを作って置いていってくれました。

きな粉、胡麻、粒あん。

どれも素晴らしい美味しさ。

作り方を見ていたところ、私が考えていた製法と全く違うものでした。

製法だけでこれほど出来上がりの味が左右されるのだと、あらためて知る事になりました。

私がもしおはぎをどんなに一生懸命つくっても、娘がつくったおはぎには到底敵いません。それほどの出来栄えでした。

娘が戻って松屋長春の和菓子づくりに携わるようになった暁には、お店にこのおはぎを並べてもいいと思っています。

娘よ、しっかり勉強してるなぁ。なんだか嬉しかったよ。

ほんのちょっとした事でその頑張りがわかるものです。