松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ごむのき

動物も多種多様あるように、植物も千差万別であります。

当然、種の形状もそれぞれですし、葉や枝のつき方なども違います。

それがとても興味深くて面白いものだといつもそう感じています。

私は気になった植物があると、一度育ててみたいという欲求がふつふつと湧き上がってくる性分なようで、かわったものですとオリーブ、バオバブ、アボカド、バナナなどを育ててきました。

バナナ、アボカドは南国育ちの植物であり、なかなか日本の気候にはマッチしないのではないかと思いながら育ててみましたが、案外しっかりと育つものです。

しかし、実をつけないものですね。結局のところ花も咲いてはくれません。

育てていて気づいたのはアボカドの木はとても水の量が必要であること。ものすごく水を吸い上げるのです。これには正直驚きました。

植物の成長に携わることで、色んな事がわかってくるものです。だから面白くてやめられません。また、多くの癒しを私に与えてくれます。

前置きが長くなりましたが、私は半年ほど前にフィカス エラスティカ バーガンディという植物の苗を購入して、それから大切に育てています。



通称ゴムの木です。

真ん中から赤い突起が出てくるのですが、その突起が徐々に開いて緑色の葉が開きます。

これがなかなか進まないもので、まだかまだかなどと水をやりながら待つのも面白いものです。

これから少し大きくなってきたら鉢を替えて大きくなるための準備をしてやろうと思っています。

ゴムの木、大きくなったらどんな花を咲かすのだろう。今から楽しみでしょうがありません。