松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



秋の色

木の葉も色づきはじめる頃となってまいりました。

若い方にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、この季節になると私は五輪真弓さんの恋人よという曲を毎年思い出します。

メロディーが晩秋から冬にかけてのうら寂しい様子を上手に表現していて、この曲を聴くとああ 今年もこれから冬になっていくのだなぁと実感するのです。

聴かれた事の無い方は是非一度聴いてみて下さい。名曲だと私は思います。

本日は秋の和菓子をご紹介いたします。


秋の色。

木の葉の色づく様を表現した軽羹製の蒸菓子です。

中は丹波春日大納言小豆の粒あん。

木々の紅葉は春の花たちの華やかさとはまた違った情景を私たちに見せてくれます。

私の一番大好きな秋。

今年も紅葉狩りに出かけようと思っております。

互いを思いやる心

小学校、中学校、高校、専門学校、大学などを経て社会人になると誰もが圧倒的に自分だけの時間が少なくなります。

その少ない時間をいかにして上手く使うか。そして有意義なものにするかは自分にかかっているのではないかと思います。

時間を有意義に、充実したものにするかは自分一人だけではなく、お付き合いする相手にも関わってくるのだと最近はそう考えるようになりました。

竹馬の友、高校の時の友人、東京時代の友人、そして修行時代の仲間。

私には思い起こしてみると、有難い事に多くの友人に今までも恵まれてきました。

修行時代は別として、家に帰って来る前までの友人や仲間は多くの時間を一緒に過ごす事が出来、また彼らの事も深く知る事が出来ました。

しかしお店へ戻ってからできた友人はそれまでの友人たちとは少し違った毛色のものだと私は感じています。

みなさんも私と同じ感覚だと思いますが、先に話しました通り、社会に出て仕事をするようになると仕事優先。また、結婚を経て子供ができると本当に自分の時間が極端に減ってしまいます。

社会人になる前の友人は、お互いによく理解し合っているのでお付き合いする分には全く心配もない。

でも社会人になってからは時間の関係上、なかなか友人をつくる機会があまり無くなります。

社会人になってからは、お付き合いした人を深く知ろうと思うと、その人と長く一緒いなければやはり深く知り得ないと思います。

広く浅く、よりも狭く深くが今まで以上に必要になってくるのではないでしょうか。

振り返ってみますと、まずは地元の消防団の仲間。そして卓球の社会人チームの仲間。その後は名古屋の釣りクラブの仲間。

幸せな事に色んな仲間たちと深くお付き合いさせてもらい、心の支えとなりました。

現在は中部地区で飲食店を営む友人たちとのご縁が増え、そんな仲間と一緒に出かける事が増えてきました。

一緒にいても同じ感覚、似たような考え方にとても共感を覚え、心地よい自分がいます。

長きに渡り、色んな方々とのご縁の末にかけがえのない友人となっていくのでしょうが、相手をとても大切に思う心のバランスがお互いに取れてこそのお付き合いなのだと近頃はっきりと知りました。

最近はこのバランスを感じながら気持ちの良いお付き合いが長く続けばなぁと思っております。

やはり、お互いに想う心のバランスが取れていないとお付き合いは長く続きませんもの。

心で繋がる気持ち良さ。

それを今までの素晴らしいご縁、そしてこれからのご縁にも続けていきたいと思います。

そんな事を考えながら昨日は友人からもらったビールを飲みました。


伊勢角屋のビール二種。

やけに胸に沁みました。

追伸

家族も御多分に洩れず、お互いを思いやる心が大事。

私の大事な家族。


父、母、末弟は写っていませんがみんな私の大切な家族というよりは仲間です。

娘たちとも最近は友人のような付き合いでおります。

それが今の私にとっては正解なのでしょう。

関東のお客様へ

特別販売のお知らせ

新宿タカシマヤにて羽二重餅と季節の生菓子の詰め合わせの箱入りを販売いたします。


日時

10月21日(土)16時30分〜

場所

新宿タカシマヤ

http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/smartphonepc.html

住所

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2

電話

03-5361- 1111

羽二重餅5個入 100箱

季節の生菓子5個入 20箱

羽二重餅に関しましては、大幅にご注文が増えました。

遠い関東のお客様から、大きなご期待をいただいている事が私にもひしひしと伝わり、本当に嬉しく思います。

そのご期待に添えますよう羽二重餅、季節の生菓子と精一杯つくります。

販売方法などの詳細は直接、新宿タカシマヤまでお問い合わせいただきますようよろしくお願いいたします。

本来ならば新宿まで出向き、お客様とお話もさせていただきたいところではありますが、なかなか叶いません。

私はいつもそんな気持ちでおります。

かわりに当日和菓子たちでご挨拶させていただきます。

今しばらくお待ち下さいませ。