松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
勘九郎
松屋長春の仕事場を綺麗にする強力な洗剤があります。
名前は「ガンクリン」
頑固な汚れもクリーンに、というところから名付けた安易な名前でしょうが、この「ガンクリン」、ものすごく汚れがとれるのです。素晴らしい優れものなのです。
本日は昨日のおはなし「カツノリくん」のパートさんではない、別のパートさんのおはなしです。
このパートさんは主にお掃除をメインにお手伝いくださっているのですが、いつも仕事場で私の父に「勘九郎ください」と言うんです。
それを最初聞いた私は「ん???」
勘九郎?あの人か??
何を言っているのかわかりませんでした。
程なくして仕事内容とジェスチャーで彼女の指しているものが「ガンクリン」だと分かりました。
「ガンクリン」と「カンクロウ」
ンとクだけ合っているだけで、言葉の最初の出だしから蹴つまずいてますやん。。。
どう間違えちゃってこうなってしまった?
彼女は今でも毎回「カンクロウ、お願いします」と言うので、最初は吹き出しそうになっていた私ですが、近頃はこの洗剤は「カンクロウ」でいいんだと普通に受け答えできるようになりました。
慣れっておそろしい。
でも、それでいいのか?自問自答の毎日です。
松屋長春は何事も一生懸命、そしてちょっぴりファニーなパートさんたちに支えられています。
私はパートのみなさんのおかげで毎日楽しく仕事させてもらっています。
みなさん、いつも多くの笑いをありがとうございます。