松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
朧月夜
菜の花ばたけに入り日薄れ
見わたす山の端霞ふかし
春風そよふく空を見れば
夕月かかりてにおい淡し
童謡の「朧月夜」の歌詞です。
私はこの歌詞もメロディも大好きです。
歌詞の情景が頭に浮かんできます。
あたかも自分がその素晴らしい場所にいるかのようにイメージでき、菜の花の香りが鼻を優しくくすぐるようです。
冬と言いましても寒さはまだまだ。明日からの2月が一年で最も寒くなる時期なのではないでしょうか。
少し早いかもしれませんが、菜の花畑が咲き乱れる春を思いつくりました。
鳥が春を告げ、花は咲き乱れ、季節に身を置いて、流れと同化して。。。
そんな季節が待ち遠しくて仕方がありません。