松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
プロスト!
独歩 シュバルツ
三女の彼氏のお母様がビール好きな私にとプレゼントしてくれました。
お母様ありがとうございます。
この独歩シリーズを5本いただいたのですが、冷蔵庫には2本しか残っておらず。。。
「おい!誰や?飲んだんは!」
はい、三女でした。
3本も飲みやがってからに!
あと2本もこの勢いのまま飲まれてしまいそうなので、急いで飲むことにしました。
シュバルツとはドイツ語で「黒」という意味。黒ビールです。
公言しているのですが、私は黒ビールがあまり得意ではありません。厳密に言いますと、黒ビールを実際に飲むと苦手なものが多いからであります。
この独歩のシュバルツはモルトの甘み、麦芽のロースト具合(香ばしさ)が抜群にバランス良く、とても飲みやすくて美味しかったです。(お母様に気を使って美味しいと言っているのではありませんよ。ホントです。)
濃厚なものが多い黒ビールですが、このビールはとてもさっぱりしていて非常に飲みやすかったです。
お母様、貴重なビールをありがとうございました。ごちそうさまでした。
Prost!(プロストはドイツ語で乾杯です。)
エメラルドブルー
今年は蝉の鳴き声がいつもより多く感じます。
「夏だなぁ」と感じるサウンドは蝉の鳴き声と波の打ち寄せる音。私の中の感覚ですが。
そういえば昔の扇風機の音もよかった。古き良きものは、スタイリッシュでもなければ、使い勝手もとても良いとは言えません。
でも、なんだかデザインに惹かれたりして愛さずにはいられない魅力があります。
祖父が使っていた戦闘機のような扇風機、実は今でも我が家に残っています。さすがに使いませんが、物置に眠っています。
久しぶりにあの扇風機を見に行ってみようと思いました。
蝉に戻ります。
蝉は7年でやっと地上に出ると、たった一週間で繁殖を終えて一生を終えると言われています。
よく可哀想だとか、儚い人生だとか聞きますが、7年近くも地中で生きていたのです。実際は暑い地上に出ると苦しいのかもしれません。だから1週間で死んでしまうのかもしれません。
物は考えようです。実際に蝉に「地表は暑いやろ?」とか聞いてみたいものです。
北米には「素数ゼミ」と呼ばれる蝉がいるのをご存知ですか?
13年周期、そして17年周期で大量発生し、うるさいほどの鳴き声を撒き散らすそうです。
ここでは長くなってしまうので、詳しくは書きませんが一度調べてみてくださいね。
今回書きました話と今からご紹介します和菓子は全く関係ございません。笑
「かごめ」
薯蕷製、こしあんの取り合わせです。
エメラルドブルーの色合いが心地よい和菓子です。
弟子入り
つくった本人である私は綺麗な和菓子だとは思うのですが、写真を上手に撮ろうと思ってもそうはいきません。
今回は久しぶりにそんな和菓子でした。
写真を撮るのが下手で申し訳ございません。もう少し撮影のスキルをアップしたいと思っています。
娘たちに弟子入りしなければいけませんね。笑
「夏まつり」という本葛100%の蒸し菓子です。
青、赤、白の3色のあんが半透明の葛に透けて美しく仕上がっていると思います。