松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
お店でも販売いたします
本日は国府宮神社、秋の大茶会の当日です。
全ての茶席菓子が滞りなく完成し、ホッと安堵しているところです。
昨日、松尾流の先生にお使いいただく干菓子2種はご案内しました。
残りの生菓子を2種ご紹介させていただきます。
一種目は「惜秋」という銘で賜りましたこちら。
ご担当の裏千家の先生のご希望で練り皮製といたしました。中心にはゆずあんと柿あんを棲み分けさせて配置。ふわっと二つ折りにしてあります。
この和菓子のいいところはその透け感と秋の味わいにあると思います。
私が思い描いた通りに品良く仕上がったと満悦しております。
二種目は松屋長春の代表菓である「羽二重餅」。表千家の先生より「秋の里山」との銘を頂戴しました。
通常の羽二重餅と違いますのは中に栗の甘露煮が忍ばせてあること。
丹波大納言小豆粒あんとの相性も抜群ではないかと考えます。
頂には「銀杏」の焼印を施しました。秋の風情を存分に感じていただけるのではないかと思います。
これまで四種の茶席菓子をご紹介してまいりました。
この四種を一箱に詰め合わせ、松屋長春の店頭で本日のみ販売をいたします。お電話のご予約もお承りします。
ご購入ご希望のお客様は直接ご来店いただきますか、お電話でのご用命をよろしくお願いいたします。
無くなり次第終売となります。