松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



おめでとう

新しい年2026年がやってきて直ぐのこと。




雲ひとつない澄み渡った満月の夜に三女のこころが新夫となる彼氏と共に結婚の報告に来てくれました。




おおよそ1カ月後の先週、二人は晴れて婚姻届を出し夫婦となりました。1月27日は息子が1人もいなかった私にとって3人目となった息子のお父さんが誕生された日だそう。本当にいい日を選んだね。








片親となってもう十年以上経ちましたが、当初はガタガタと震えるほど不安で一杯でした。「俺はこの先どうやって娘たちを一人前にしたらいいのだろう?」と。




娘たちも私以上に不安な気持ちで一杯だった事でしょう。




彼女たちは何も言わずに元気な姿を私や両親に見せ続けてくれていましたが、心労は多かっただろうと想像に難くありません。




私もこれまでになかったほど、死に物狂いで娘たちの笑顔のためにやってきたつもりです。




三女のこの結婚を機に、私の親としての役割はこれで全部終わり切ったわけではもちろんありませんが、完全なる一区切りがつきました。




娘たちよ、こんなテキトー親父のもとでグレもせずに私から見ただけですが「いい人間」として育ってくれたな。本当にありがとう。




パパ、お前たちのおかげで随分心が救われました。




次女が巣立った二年前以来、私は思いっきり男泣きしました。(長女の結婚の時だけは泣きませんでした。なぜなら長女は息子と一緒に私と毎日いてくれるからであります。嬉しいだけで泣く要素は全くありませんでしたから。)




偶然ですが、私も長女も次女も三女も。4人が全員24歳のタイミングで結婚したことになりました。娘たちよ、奇遇だけれど私と同じようにならないように、夫婦力を合わせて幸せな家庭を築いていってください。




お前たちは私を反面教師として、必ず幸せになるのだ!




私はこれから一人暮らしとなりますが、全く寂しくはありません。全然強がりでもないんです。




目一杯、背伸びする以上に一生懸命やってきた自分に納得していますし、そんな自分を誇らしげに感じています。




雲ひとつない澄み渡った晴れやかな、あの時の夜空のような。そんな心持ちなのです。