松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



縁は切れずに続くもの

おはようございます。

昨日、一昨日と連休を頂戴しました。また本日よりお客様に満足していただける和菓子作りにまい進してまいります。




昨日のお昼は松屋長春をずっとお手伝いをしてきてくれたアルバイトの子のお別れ会、そして皆のお疲れ様会を兼ねて食事に出かけました。

いわゆる松屋長春ファミリーです。

ご縁があって当店でお手伝いしてくれているみなさん。いつも仲良く、同じ方向を見て仕事をしてくれます。

素晴らしい環境でお互いに仕事ができるのはとても幸せな事だと感じていますし、これからもこのような状態が長く続いて欲しいと切に願っている次第です。

今回辞めることになる彼女は大学生。四月から小学校の先生として新たな一歩を踏み出します。

当店で一緒になって懸命に働いた経験、そしてお客様や同僚への細やかな配慮などはこれから先の彼女に必ずプラスになる事だと確信しています。

これで一緒に働き、一緒に笑う事はなくなりますが、一度結んだ縁は切れずにずっと繋がっているものです。
人のご縁はそういうものだと私は信じていますし、そうでなければならないと思います。
だから人のためにも一生懸命になれるのです。

そんな関係を築けるようなご縁はこれからも大切にししていきたいと思っています。


またいつでも遊びにおいで。
首を長くして待っているから。

幸せのレシピ

前回アップしたマーサの幸せのレシピのハリウッドバージョンです。



この映画もドイツ映画、マーサの幸せレシピのストーリーにほとんど忠実に沿って物語は進んでいきます。

人生の中で大切な食事という無くてはならない毎日の生活の一部を題材に展開していきますが、こちらのバージョンも家族とは一体何なのかを紆余曲折を経ながら私達に問いかけてくれます。

家族ではない三人が本当の家族として生きていく。それもそれぞれの幸せをしっかりと見出していく様は、私にとって理想の家族像としてうつりました。

バランスの良い人間関係とはお互いを大切に想い、求めるところにある事を教えてくれます。

こんな家族、人間関係が築けるならば最高に幸せな人生が送れるのではないでしょうか。

ドイツバージョン、ハリウッドバージョン、どちらも何度観ても心に響きます。

マーサの幸せレシピ

映画マーサの幸せレシピ






ドイツ映画です。
ドイツはハンブルグにある大繁盛のフレンチレストラン。そこで働く町一番の女性のシェフが主人公。
誰ともなかなか馴染めず毎日をもがき苦しみます。

ある日交通事故に遭った姉の娘を引き取り、その娘との関係に悩みながらも途中でレストランのシェフとして入ったイタリア人の男性と3人で素晴らしい関係を築き上げていくハートウォーミングなストーリーとなっています。

臨場感あふれる美味しそうな料理の数々に主人公のパリッとした白衣姿がとても映えます。

物語が進むにつれ、どんどん映画の中に引き込まれていきます。

料理が心から大好きな主人公。でも、人との付き合いに苦心する様は観ているこちらからもその苦悩が手に取るように伝わってきます。
繊細な心を持つ主人公と姪。そしてそれを優しく支えるイタリア人シェフ。
血は繋がらなくともここに家族を見る事が出来、最後には涙が止まりませんでした。

そして素晴らしいストーリーに優しく寄り添う映画音楽。
この映画は是非観ていただきたい。

何度でも観たくなるほどの映画はそうありません。

そんなオススメ映画です。