松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



感謝

2023年が終わろうとしています。




今年も一年間、松屋長春を贔屓にしてくださいまして本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。




いつも書いている事ですが、全ての商売はお客様の存在がなければ成り立ちません。




松屋長春は第一に和菓子を愛してくださっている全てのお客様があってこそのものです。




続いて第二にはお店を支えてくれるスタッフのみんなの頑張り。彼女たち全員のどこまでも明るく元気な姿を今年も近くで見て、たくさんの元気をもらいました。こうして思い返して書いておりますと、グッと胸にくるものがあります。涙が出るほどに。(みなさん、それぞれ自分の家庭がある中、最後まで本当に一生懸命になってくれてありがとうございました。年末年始のみなさんの激務は重々承知しています。これからも末永くみんなと一緒にいられたらと思っています。)




第三は次女と三女に感謝です。次女は自分の仕事があるのですが、休みの日は朝から晩まで頑張って手伝ってくれました。また三女は今年度最後の大学生。わざわざバイトを休んで一生懸命松屋長春を支えてくれました。彼女たちの頑張り無くしては私たち家族はこの激務の年末を乗り越えられなかったでしょう。




まだまだホッとするような余裕はないほど、お正月の和菓子たちを私たちはつくり続けなければなりませんが、こうして区切りの時に色々と思い巡らせてみますと、「感謝」というものしか見出せないことがわかります。




両親、娘夫婦、そして私の五人の職人は、その「感謝」を原動力にこれからも邁進してまいります。




2024年も変わらぬお付き合いをどうぞ宜しくお願いします。





差し入れ

今日もやっと仕事終わりました。




色んな差し入れの形態があると思うんだけど、今回いただいた差し入れにはたまげました。




「焼きそば作れ!」って、麺とキャベツと豚肉を。




言われた通りに一皿ずつつくりました。












仕事が大変な時は完成したものを、が定説のような気がしてだんだけど、こんな心に沁みる差し入れなんてあったんだな。




感激しました。




うまかった!ありがとう。

ツルふわ

おはようございます。ちょうどいま開店したところです。




ご予約のみで店頭に並べることがない松屋長春の代表菓「羽二重餅」を除いて31種類の新年菓がバラエティ豊かに揃いました。




31種類の和菓子は本日より販売を開始いたします。




ご用意しましたそれぞれの和菓子の材料が無くなり次第、徐々に種類が減っていくことになります。




例年ですと、1月2日あたりから種類が減っていくように感じます。




できるだけお早めのご来店をお勧めいたします。




本日ご紹介の和菓子は「椿餅」。








今年もスタッフのみんなと一生懸命摘んできた無農薬の椿の葉で挟んでのご提供です。




羽二重餅の生地ではありますが、「ツルふわ」と形容していい食感が特徴的な和菓子です。




普段の松屋長春の羽二重餅とはまた違った食感を是非お楽しみください。