松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



笑顔と太陽

昨日、4月1日から社会人として新たな一歩を踏み出す次女、そして4月から大学生活がスタートする三女を父としてささやかながらお祝いしました。



父はいつの頃からか忘れたけれど、「笑顔」を一番念頭に置いて生きるようになりました。

あなたたちにとっても父と同じく、これから辛く苦しい事がたくさんやってくるでしょう。

「笑顔」でいられない時も必ずあるでしょうが、出来るだけ「笑顔」の時間を多く持ちましょうね。

「笑顔」は自分と人を照らす太陽です。

自分自身を励ますと同時に人の心もあったかくする不思議な力を秘めています。

大変な時におめでとさん!

これから「笑顔」を合言葉に頑張ってください。さすれば素晴らしい人たちに恵まれる事でしょう。

いつもいつも応援しています。

春夏秋冬

阿弥陀堂だよりという映画を観ました。



美しい音楽が映画全体を優しく包み、言葉を失ってしまうほど日本の四季を情景豊かに映し出しています。

映画自体は面白かったのかと問われますと、そうでもなかったのですが、最後に阿弥陀堂に住むおばあさんが紡いだ言葉にはっとさせられました。

「春、夏、秋、冬。冬だけは雪が真っ白に全てを覆い、人が住む里と山の向こうのあの世が一つになるのです。雪が溶けて春を迎えると、また夏がきて秋が過ぎ、またあの冬がやってきます。」

この映画は人の死や病気についての描写がとても多かったので、とてもタイムリーな映画だと私は感じました。

新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控えるといった報道がされていますが、この映画中の自然いっぱい、季節感いっぱいの映像を見ますと、なんだか普段気にしてもいなかったような風や植物の匂いや、あれほど好きではなかった雨までをもとても愛おしく感じてしまいました。

いつも通りの生活を当たり前のように気に留めずに過ごしていた自分をこうして省みてみますと、平和のありがたみをひしひしと感じずにはいられません。

一分一秒を大切に生きなければなりません。

もうすぐ満開

おはようございます。

昨日、配達に出かけた際に多くの桜の木を見かけました。まだ開花は半分ほどで、満開少し前という感じでした。

来週には桜の満開を迎えることでしょう。

日本は縦長というか横長というのか、少し右上に延びた形状をしています。

当然、春も南西からやってきます。

台風もお約束したように南西からであります。

しかし、なぜ桜の開花は私が住む愛知県よりも東京都の方が早いのでしょうか。

これがいつも不思議でなりません。

開花を指標する靖国神社の桜だけが早く開花するわけではなさそうです。

疑問が私の中にふつふつと沸き始めると、どうにもこうにも歯止めがかからなくなってくるので厄介なのです。

前置きが長くなりました。



松屋長春の羽二重餅はただいま満開を迎えております。