松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



宵月

毎日、雨、あめ、大雨、くもり、そして雨。。。




梅雨よりも雨が多いではないですか!




雨が欲しい時には降らず、必要でない時には、お釣りがくるほど大水をもたらす。




間違いなく地球が悪い方向へ向かっていることは、誰もが薄々と感じ取っているのではないでしょうか。




雨だけならば、まだいいのです。




こうして全国的に被害が広く出てしまうと、まったく笑ってはいられません。




今が初秋なのかもわからないほどの天気模様であります。




されど、ちゃんと秋は足音をたててやってくるもので、梨はジューシィでとっても美味しいし、栗は実となって甘くなり、稲は穂をもたげ、次第に黄金色を濃くしていきます。




今回の「東海大豪雨・第二弾」(勝手に私が命名しました。)




その影響により、田んぼの水は道路と並行するまでに至っておりました。アスファルトの道路に溢れ出さんばかりに。




これほど大量の水が水田を満たしていることは、稲にとってさほど問題はないのでしょうか。




素人の私にはわからないことですが、いかがなものなのでしょう。




さて、前置きが長くなりました。




黒糖の本葛の中にこしあんを据え、月に見立てた秋の夜をイメージしてつくっております。




銀粉をこの菓子の下面を覆うように散らしております。月夜にかかる雲として。




「宵月(よいづき)」




この和菓子にこう名付けました。









どうかくれぐれも

おはようございます。




昨日は名古屋、尾張地方をはじめ、広い範囲で線状降水帯が発生し、かつて経験したことのないほどの断続的な大雨に見舞われました。




ちょうど昼過ぎの最も雨の激しかった時間帯に私は名古屋にいたのですが、市内の至るところで水が溢れ返り、命の危険を感じるほどの状況でした。




何とか友人を岡崎市のお店まで送り届け、そこから自宅へ向かい、夜9時前、ようやく無事に帰宅することができました。




皆様におかれましてはいかがだったでしょうか。




被災された方も多くいらっしゃることと思います。




一日も早く、皆様のもとにいつもの生活が戻りますことを、心よりお祈り申し上げます。




松屋長春は昨日、一昨日と二日間お休みをいただきましたが、本日よりまた営業を始めます。




ご予約を頂戴しておりますお客様、またお買い物にお越しくださる予定のお客様。現在、稲沢市は雨が降ってはおりませんが、どうかくれぐれも無理をなさらず、気をつけてお越しくださいませ。





お花のプレゼント

最近の孫の日課は、私に摘んだ花をプレゼントすること。




紫色の名もなき小さな花やタンポポなどを手に持って、




「ゆーじー、はい、どーぞ」




と持ってきてくれます。




3歳なのに、なんとも粋なプレゼントをしてくれるものです。




お花をいただくって、本当に嬉しいですね。




私に花をプレゼントしてくれるのは、孫だけです。




今日は何を持ってきてくれるんだろう?毎日、それが楽しみでしょうがありません。




そういえば、たんぽぽには在来種と外来種があるのをご存知でしょうか。




見分け方は、花びらの裏側にある「がく」を見ると一目瞭然。「ガク」とは、花びらの裏側にある花びらのように広がっている緑色の部分です。裏返してみるとすぐにわかりますよ。




「がく」が反り返っているのが、外来種のセイヨウタンポポ。




反対に、がくが真っ直ぐ花の裏側に沿うようについているのが、日本古来からあるタンポポです。調べてみるとセイヨウタンポポがとても多いことに驚かれることと思います。




孫がもう少し大きくなったら、こんなたんぽぽの違いのことを教えてあげようと思っています。




その頃には、今のように小さな手で摘んだ花を持ってきてくれることはないかもしれません。








だからこそ、今は毎日、




「今日は何の花かな?」




と楽しみに待っていたいと思います。