松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



瓜二つ

随分前のことですが、息子の地元・栃木県にいる親友から息子に、




「これ、お父さんじゃね?」




というメッセージが、この写真と一緒に送られてきたそうです。








私はそれを息子づてに知ったのですが……。




ふふふ。




自分でもよく似ていると思います。




「瓜二つ」と言っていいくらい。笑




これまでいろんな人に「似ている」と言われてきましたが、




この方がダントツでそっくりです。




私は存じ上げませんでしたが、どうやらメディアにも出ている有名な方のようですね。








地球上には自分に似ている人が三人いる、などとよく言いますが。。。




息子の親友のおかげで「瓜二つ」一人目を見つける事ができました。笑

くず桜

今年も無事に桜葉の浅漬けが届きました。




桜餅に使う深漬けと違い、浅漬けは塩の入りが薄いため色変わりが激しく、扱いがとても難しいんです。




そんな理由もあって、この桜葉の浅漬けを使う和菓子屋さんはほとんどありません。




それでも、どうしても使いたい。




目にも優しい新緑の美しさ。




そして若葉を思わせる、爽やかな香り。




その魅力に尽きます。




「くず桜」、販売スタートいたします。








本葛ならではの涼やかな口当たりとともに、桜葉の風味を存分に感じていただけると思います。

頑丈な身体

松屋長春は、ほとんどと言っていいほど毎日あんを炊きます。




まず小豆を丁寧に洗い、水に浸ける。




翌日に炊き上げ、常温になるまでゆっくり冷ます。




さらに翌日、冷蔵庫にて寝かせる。




実際に使えるようになるのは、小豆を浸けてから四日目。




つまり今日使うあんのためには、随分前より準備が始まっているということになります。




このような理由から、松屋長春では、ほとんど毎日あんを炊き続けていかなければ間に合わないという計算になるのです。




「あんを炊く」




もしかすると、和菓子屋の仕事の中で最も大変な仕事かもしれません。




なにせ非常に力が必要になりますので。(一番重いこしあんなどは最大60キロものあんを持ち上げなければなりません。)




三十年近く、私があん炊きの役目を担ってまいりましたが、四年ほど前から徐々に息子へとバトンタッチし、今では余程の理由(風邪や所用でいない時)でもない限り息子だけの仕事となりました。




私と同じく、息子が頑丈な身体の持ち主で本当によかったです。




写真は昨日炊いた丹波大納言小豆と備中白小豆の粒あんです。








「羽二重巻」のあんが今の季節は緑でのご用意なので、この色になっています。




炊き上がったばかりのあん、ものすごくいい香りがするんですよ。本当は皆様にも嗅いでいただきたいほどに。