松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



藤の花、満開

昨日の夜、名古屋まで出かけました。




気の置けない友人と二人飲みするために。




彼とは十年以上の付き合いでして。








私自身が心を開けられる、いつもフラットな気持ちでいられる私の大事な友達なんです。




たくさん飲みました。何とか無事に帰られるくらいのところで。笑




彼と会う前、ミッドランドスクエアの長いエスカレーターを登っていたところ、上の階から若い女性とお父さんが降りてこられました。




それはそれは仲良さそうに話しているお二人の姿が、ふと目に留まったのです。もしかしたら凝視してしまっていたかもしれません。ごめんなさい。




私の娘たちは三人とも全員が結婚し、私と娘たち4人組でも、彼女たちそれぞれ一人ずつ一緒にでも、どちらも出かける機会がめっきり少なくなってしまいました。




そんな私にとって、あの光景がとても羨ましく映ってしまったのです。




「いいな。」




少しだけセンチメンタルな気持ちになった私です。




エスカレーターは、ただの移動手段なのに、時々こうして心の階段まで動かしてしまう装置のよう。




そんな風に感じてしまいました。








前置きが長くなりました。




本日ご紹介いたしますのは羽二重餅製の和菓子。








藤の花満開でのご用意です。




そろそろ藤の花も、この和菓子のように満開を迎えることでしょう。




あの美しい花房たちが今年も咲き誇ってくれるのを今からとても楽しみに待つ私です。

シルクのような霧雨

シルクのような霧雨の朝です。




少ししっとりした肌感で、気持ちの良いスタートを切る事ができました。




ほんのちょっと早いタイミングでありますが、葛製の和菓子が始まりましたよ。




中心にこしあん、薄紅色に染めた備中白小豆こしあんをまとわせ、最後に本葛でくるっと丸めてさっと蒸しあげております。




わらび粉をふんわりかけて完成となります。




春の山あいにかかる霧をイメージしてつくりました。




そう、今日のような霧雨のお天気にぴったりの和菓子です。









なんでもない一日、でも特別な一日

今日も一日、お休みをいただいておりました。




起きなくてもいいのに早朝、いつもの時間に目が覚める。




洗濯を終わらせてから、Netflixで今月限定配信の坂本慎太郎のライブを観ました。




昼からは高校の友人と待ち合わせて外出。




出かけた先の駐車場には、サトザクラが満開で…。








結局のところ、高校時代からの同級生三人で会ったわけですが、この満開のサトザクラが、これからも私たちの心に残り続ける景色になった気がします。




夕方に家に戻ると、たまたま孫二人に会うことができ、しこたま彼女たちと遊びました。




そのあと、無性にニンニクたっぷりのトマトパスタが食べたくなり一人で作って食べたのです。ちょうど今のこと。












高校の同級生が、おそらくテレビで観ているであろう中日ドラゴンズの試合を、これから観ようと思っています。




なんでもないような一日。




書くほどでもないような一日。




でも、私にとっては今日は特別な日でした。




自分の、自分だけの特別な一日の備忘録として残しておきたい。




そんな日でありました。




また明日。また明日会いましょう。