松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
こいのぼり
鯉のぼりの色って誰がどの色って決まってたっけ?
どんな家族構成だったろう?
「屋根より高い鯉のぼり、大きい真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子どもたち、おもしろそうに泳いでる。」
童謡の「こいのぼり」の歌詞を思い出しながら書き出してみましたが、全く色の事は書かれていません。笑
お母さんは赤色で間違いなかったと思うのですが。。。
少し調べてみたところ、お父さんは黒、子どもは青。他の色も合わせて5色で魔除けと成長祈願の意味合いが込められているそうです。
松屋長春の鯉のぼり、例年ならば赤と青でご用意しております。今年は紫を加えて3色でご用意する事にしました。お父さんは無しです。笑



色が色だけに仕方ないですね。
あれ
紫、緑、白の三色の「こなし」を合わせて包み、布巾でキュキュっと絞りました。

藤の花を思い描いてつくっているわけですが、この晩春から初夏にかけての色んな花たちをイメージしていただけましたら、それでいいのではないかと思います。
気品に満ち満ちた紫色、私は大好きです。
「こなし」の季節がそろそろ終盤となってきました。
これからどんどんご紹介していきますので楽しみにされていてください。
いただきもののタケノコにパン粉を付けて揚げてみました。

煮物や天ぷらなどはよく聞きますが、フライはあんまり無いんじゃないかな。我ながらいいことを思いついたものです。

お味ですか?
はい、これが抜群でして。しっかりタケノコの香りも味も残しながらサックサクの食感も相まってモーレツに評判よかったです。
お試しあれ。今日の私にも幸あれ。笑
ヴェルヴェット
昨日の夜から今朝まで、ずっと雨が降っていたのだろうか。
今朝、早い時間に配達に出かけたのですが、近くを流れる大江川が水嵩を増していました。
道路脇に目を遣ると、ツツジが満開になっているのが目に入りました。そういえば昨日山道を走っていたのですが、道脇に自生している藤たちが一斉に花を開いているのにも気付きました。他の木に蔓を巻きつけ、控えめながらも逞しく生きる藤に、心を寄せる自分がいます。
今朝は特に風が強い。でも雨のおかげで頬にあたる風がひんやりと、しっとりしていて、まるで肌触りのよいヴェルヴェットのよう。ずっと目を閉じてベンチにでも座っていたい、そんな心持ちでありました。
これだけ温暖化が進んできますと、カキツバタの開花も早いかもしれませんね。
カキツバタをイメージした和菓子「唐衣」が、本日より販売開始となります。
京都修行時代に覚えた、私にとって思い入れの強い練り皮製の和菓子です。
そしてこの「唐衣」もまた、今朝の風のようにやわらかなヴェルヴェットの触感に仕上がっております。





