松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



お花のプレゼント

最近の孫の日課は、私に摘んだ花をプレゼントすること。




紫色の名もなき小さな花やタンポポなどを手に持って、




「ゆーじー、はい、どーぞ」




と持ってきてくれます。




3歳なのに、なんとも粋なプレゼントをしてくれるものです。




お花をいただくって、本当に嬉しいですね。




私に花をプレゼントしてくれるのは、孫だけです。




今日は何を持ってきてくれるんだろう?毎日、それが楽しみでしょうがありません。




そういえば、たんぽぽには在来種と外来種があるのをご存知でしょうか。




見分け方は、花びらの裏側にある「がく」を見ると一目瞭然。「ガク」とは、花びらの裏側にある花びらのように広がっている緑色の部分です。裏返してみるとすぐにわかりますよ。




「がく」が反り返っているのが、外来種のセイヨウタンポポ。




反対に、がくが真っ直ぐ花の裏側に沿うようについているのが、日本古来からあるタンポポです。調べてみるとセイヨウタンポポがとても多いことに驚かれることと思います。




孫がもう少し大きくなったら、こんなたんぽぽの違いのことを教えてあげようと思っています。




その頃には、今のように小さな手で摘んだ花を持ってきてくれることはないかもしれません。








だからこそ、今は毎日、




「今日は何の花かな?」




と楽しみに待っていたいと思います。

贈り物

年齢を重ねてきますと、「私は何も問題なく健康です。」というような五体満足な人はほとんどいないのではないでしょうか。




私にとって一番の障がいはやはり左耳が全く聞こえなくなってしまった事です。




ちょうど聞こえなくなってしまってから12年ほど経ちました。




よく、病気を患ったり障がいを持ったりした方が、「これは贈り物。」だとか「神様からのギフトです。」などとと言われるのですが、正直に言います。私は「ケチがついた」としか思えず、随分と人間が腐りました。




片耳だけで生活していくうちに、次第に不自由さを受け入れていき、「ああ、こんなもんだから受け入れよう。」と今に至ります。人にも笑って説明できるようにまでなってきました。




たまたま「僕が生きてる、ふたつの世界」という映画を先日観ました。








耳の不自由な両親の元に生まれた、耳が聞こえる主人公。




両親の深い愛の中でも、彼には彼の葛藤がたくさんあって。。。




幼少期、青年期を経て社会人になって、手話に対してもだんだん抵抗が無くなっていく様を静かに正確に、とてもわかりやすく描写してくれています。




両親、特に母親の深い愛情に胸を打たれました。お母さんの優しい眼差し、心遣いの一挙手一投足に私は泣けて泣けて。。。




反抗期を経て、両親の住む地元に戻ろうと決心した主人公の心模様にも涙無くしては観られませんでした。




片親になり、片耳となってしまった私ですが、全員が成人となり結婚した今でも友人のように接してくれる3人の娘たちが近くにいてくれる事で、何とかここまでやってこられました。




本当に心強かったです。




私にとっての「贈り物」は、やはり娘たちなのです。




My three daughters, my greatest gifts.




です。




劇中のお母さんも、同じような気持ちで接していたに違いありません。




自分にも少し重なるようなドラマがあるって、やっぱり沢山の勇気をもらえます。




この映画を観た後、俄然元気がみなぎってきました。




映画は私を奮い立たせてくれるカンフル剤であります。

栗ようかん

今年も栗ようかんが出来上がりました。




松屋長春の栗ようかんはどこを切っても栗が必ず出てきます。












小さく切って「入ってないじゃない。」なんて意地悪を言わないでくださいね。笑




羊羹類、水羊羹、最中、カステラなど比較的崩れにくく、日持ちのする和菓子は全国発送可能であります。




発送ご希望のお客様は直接松屋長春までお電話くださいませ。