松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



チャーハン研究所

主食なのにおかず。これがチャーハンの素晴らしくいいところ。




わたくし、個人的に「チャーハン研究所」を立ち上げました。




所長が私、所員も私一人です。ひっそりと研究活動を続けております。笑




近頃の研究成果で大当たりだったのが、豆板醤と八丁味噌で味付けをしたもの。




フライパンに豆板醤とニンニクを先に入れて火を入れていくと、なんとも食欲をそそる香りが立ち上ってきます。




これがたまらなく美味しかった!




とにかく豆板醤がいいんです。




あの瞬間だけでも十分に幸せですね。




今では私にとって欠かせない調味料となっています。




写真1枚目がその「豆板醤と八丁味噌」の研究成果。その他の写真も最近の試作品いろいろです。




















追記ですが、私としては「チャーハン」よりも「やきめし」と呼んだ方が美味しそうに聞こえて好きです。




鉄板や中華鍋を振る音まで聞こえてきそうな気がするんですよね。(どうでもいいか。笑)




今回は、読んでくださったみなさまにわかってもらいやすいように「チャーハン」としました。

氷室

本日は、いつもお付き合いのある松尾流の先生に、家元のお茶席でお使いいただきます和菓子をご紹介いたします。




六月一日は「氷室開き」の日。




豪雪地帯では冬の間に「氷室」と呼ばれる小屋へ雪を蓄え、初夏を迎えた頃、その中に残った雪を取り出して殿様へ献上していました。




冷蔵技術のない時代において、真夏まで残る雪は大変貴重なものであり、人々はその白く清らかな姿に特別な思いを寄せていたのでしょう。




この和菓子は、古くから受け継がれてきた厳かな「氷室開き」の情景を映したものです。




「氷室」、松屋長春の店頭でも販売をいたします。








静かに残る雪の白さと、そこに宿る初夏の涼を感じていただけましたら幸いです。

モネの夢

「ハッとしてgood」という歌があります。そうです、たのきんトリオの田原俊彦の歌です。




和菓子のデザインはまさにこの「ハッとしてgood」的な瞬間に生まれたりしますね。本当にそうなんです。




本日ご紹介は「モネの夢」と銘打って本日から販売をスタートさせる和菓子です。




モネは睡蓮をはじめ植物を深く愛した著名な画家なのですが、彼のつくった睡蓮が咲く池をイメージしてこの和菓子をつくりました。




水色、緑色が広がる池のキャンバスに様々な色の睡蓮が咲く。




風も音もない静かな水面に映る光。ゆらりと揺れる色彩。そんなモネの世界を小さな和菓子の中に閉じ込めてみる。




モネご本人にこの和菓子のことを説明したら、怒られるだろうか。少しこわいです。笑




束の間ではありますが、印象派の巨匠が見た夢の続きを少しでも感じていただけましたら嬉しいです。