松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
父と息子
10月21日は息子の29歳の誕生日でした。
我が家にやってきて、六年目に突入したことになります。
娘と結婚する前、初めて家族全員で焼肉を食べに行った時のこと。あまりの緊張で、一番大好きな焼肉の味が全くしなかったそうで。笑
そんな息子でしたが、今では私に対してダイナミックにツッコんでくるようになりました。「なんでやねーん!」と。笑笑
「お婿さん」、「お嫁さん」はみんな、新しい家族に飛び込まなければなりません。飛び込んだ人間は、不安と孤独が最初に訪れるものです。
飛び込む人、そして受け入れる人が、お互いに細やかなこころ配りのキャッチボールをし始める。そのうちなんだかわからないけれど、ジャストなタイミングや気持ちがそれぞれわかってきて、全員が徐々にシンクロして溶け合っていき、本当の家族になる。
私たち、我ながら本当にいい家族になりました。
私は「婿」が3人できました。しかし、彼らを「婿」と呼ぶのを最も嫌います。逆に私の事を義父などと呼びません。どこでも「お父さん」と呼んでくれますし、私を本当の父だと思ってくれているはずです。
自分に置き換えてみると、いつまで経っても何歳になっても「お婿さん」、「お嫁さん」と言われ続けたら悲しいです。いつになったら自分は家族として受け入られるんだろう?なんて辛い気持ちになるかも知れません。
だから私は息子のことを「息子」と呼びます。本当に息子たちだと思っているから当然のことですが。
息子よ、誕生日おめでとうな。
これからも毎日思いっきり笑って仕事するぞ。
我が家のモットーは「笑って生きる」なのだから。

食べログ 和菓子・甘味処 EAST百名店
食べログの「和菓子・甘味処 EAST百名店」に選んでいただきました。

2023年に続いて2026年も栄誉ある称号を頂戴し、とても光栄に思います。
和菓子・甘味処の百名店は2023年に始まり、2024年、2025年と発表が無く、今回2026年が二回目とのこと。その中で連続して選んでいただけたことが、何よりも嬉しく励みになります。
このような栄誉ある賞をいただけましたのは、ひとえに日頃から足を運び、温かいご評価をくださるお客様一人ひとりのおかげに他なりません。皆様のご期待を裏切らぬよう、これからも一層精進してまいります。この先も変わらぬご愛顧を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
余談ではございますが、当店「松屋長春」のある愛知県稲沢市は、食べログ上では「EAST」の区分になります。個人的にはずっとWESTの感覚でおりましたので、初めて知ったときは非常に驚きました。食べログさん独自の区分分けなのだなと感じております。(個人的には北海道から静岡県あたりまでと勝手に思っておりました。)
どちらにせよ、運営会社である株式会社カカクコム様、このたびは松屋長春をお選びいただき誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
次もまた選んでいただけるよう、より良き和菓子づくりに励んでまいります。
朝焼け
松屋長春の「羽二重餅」は季節に応じて焼印を変化させ、少し先の季節感を表現し、お客様の頭の中で想像を膨らませていただく。そんな仕組みを構築しているわけであります。
一方、「羽二重巻」は季節を代表するような色合いをあんに落とし込んで、手に取られた方に季節感を感じていただけるようにしています。
「羽二重巻」のあんが薄紅色に変わってから少し時が過ぎました。

紅葉の季節を経て、おめでたい正月をこえて、梅が咲き桜花が風に揺れる頃までこの色合いでご提案させていただきます。
先日、我が家からふと東の空を見あげたところ、美しい朝焼けに出会いました。

秋の空の装い。
朝焼けは燃えるような夕焼けとは違って、優しく目に映ります。
心が和み、豊かな気持ちに包まれました。




