松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



適材適所

「新豊根ダム」を後にし、次に「大野頭首工」へと向かいました。移動距離と時間のロスの無いよう、事前に下調べしたルートを辿ってドライブします。




それでも1時間くらいはかかったでしょうか。




「大野頭首工」は岐阜県美濃加茂市にある「今渡ダム」と同じく(規模は違えど)川を堰き止めてダムを形成しています。




私がナビの通りに進んで着いたのは宇連川の左岸側でした。




管理所があるのですが、それが右岸側にありました。どうやって行ったらよかったのでしょう。笑




左岸側に車を置いて、護岸から降りて行くと「大野頭首工」まですぐに辿り着く事ができました。天端を渡り、宇連川の上流そして下流も見る事ができます。




このダムは非常にコンパクト。




宇連川自体がそれほど大きい河川ではないので、ダム自体の役割ってあるのだろうか?




そんな風に思ってしまいますが、ダムにはそれぞれの色んな役割があります。この「大野頭首工」は貯水や発電や治水などの意味合いは全くなく、農業用水や水道用水を効率的に取り入れる事だけに重きを置いた役割を持たせています。




しっかり見て行くと、「なーるほど!こんな風に水を引き入れているのだ!」と一目瞭然に理解できました。




「適材適所」




ダムも様々な用途があることを深く知り、より興味が深くなってきました。(実際にはダムではないけれど。)




































マンツーマン

「新豊根ダム」へ行こうと下調べしてみると、道中あまり舗装されていないので、もしかしたら不通かもしれない。そんな記述があるのを見つけました。




ものすごく不安だったので、ホームページに載っていた管理事務所の電話番号へ電話したところ、「大丈夫です。お越しいただけますよ。ところで何時に来られますか?」と電話越しの方が仰いました。




ん?ダムを見に行くだけなのに、どうして時間まで聞かれるのだろう?




不思議に思いながらも当日、お伝えした時間にお邪魔しました。




驚く事にダムへ着くと、あの電話越しの方が待っていてくださっていたのです。




「1時間くらいお時間ありますか?よかったらダムの見学に行きましょう。」




感激です。ひとっこひとりいないこのダムを私一人だけのために見学に連れて行って下さるとのこと。感激しました。




ダムを制御するコンピューター管理室やダムの一番高い場所にある放水口(クレストゲート)などを詳しくご説明していただきながら回りました。




ダム外側の地上ウン百メートルに設置されたキャットウォーク(点検歩道)やエレベーターは老朽化のため、今は一般の人は入れなくなってしまったそう。残念でしたが、仕方のない事です。




訪れた日、そして訪れた日以前にも雨が多かったせいか、ダム湖(みどり湖)はほとんど満水で、霧が美しく目に映る素晴らしい景観でした。




同じ愛知県に住んでいる私ですが、我が家からノンストップで3時間半かけてお邪魔した甲斐がありました。




「新豊根ダム」は愛知県にありますが、驚くほど自然がそのまま残されています。往復の道中にニホンリス、ニホンザルの群れ(30頭ほど)、そしてなかなか見る事のできない木にとまったクマタカまで見られました。それほど昔からずっと変わらない自然が深く残っている事なのでしょう。




動物たちにとっても大切な場所として、これからもこの大自然をずっと残し続けていって欲しいものです。




最後に少しだけ「新豊根ダム」について記しておきます。




「新豊根ダム」は愛知県では二つしかない国土交通省が管轄するダムであります。もう一つは「矢作ダム」。今、建設中の「設楽ダム」が完成したら三つとなります。他は電力会社管轄のダムとなります。複雑ですね。笑




今回、私を案内してくださいました方は国土交通省の職員の方でした。管理事務所はダムから随分離れているのに、約束した私のためだけにわざわざダムまで赴いて、時間まで割いてくださいました。




ここに感謝申し上げます。ありがとうございました。




【追記】職員の方が私にオススメして下さったことには、長野県のダムは他県とは圧倒的に違った素晴らしい景観があると。




3,000メートル級の山々があるので凄みが違うのでしょう。




是非訪れてみたいものです。




写真は私が撮った順番に載せておきますね。





































ぎんなん餅

先日ご紹介しました「ぎんなん」を使って和菓子へと昇華させました。




「ぎんなん」を細かく刻んで、ふわふわの羽二重餅に練り込み、丹波大納言の粒あんをやんわり包み上げ、頂に銀杏の焼印を施してあります。




「ぎんなん」を入れることによって純白の羽二重餅が乳白色になり、どこかやわらかな印象に自然となっております。着色はしていないんですよ。




秋真っ盛りに販売を始める「ぎんなん餅」です。




「ぎんなん」の香り、味わい、食感を思う存分楽しんでください。