松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



県境にある水瓶

今回私が訪れたダムは「打上調整池」と「中里ダム」。




前者は岐阜県大垣市に、後者は三重県いなべ市にあるのですが、面白いことにこの二つのダムは同じような水源を利用している事。県も市も違うのに面白いと思いませんか?(興味ないですよね。笑)




お互いのダムが複雑な山を介しているので、なかなか分かりにくいです。




まず、三重県いなべ市にある「中里ダム」。こちらはダムへの道が無く、遠くからしか眺められませんでしたがロックフィル形式のダムである事はわかりました。残念。あらためて入られる道を次回探すといたします。




早々に移動し、岐阜県大垣市の「打上調整池」へ。山道をぐるぐると走るので、同じような水源と言えど非常に時間がかかります。




やっとのことで到着しました。




木々が林立する小径を抜けると、山あいの静寂にそっと水を湛える器がありました。








湖畔には日本音楽村の施設がいくつか建っておりますが、人を見かける事がない、とても静かな場所です。




この「打上調整池」、一般的なダムのように川を豪快に堰き止める存在ではなく、ここは電力を生み出すための”呼吸の調律役”。




調べてみますと、発電所で使われる水の流れは、需要に応じて強くなったり弱くなったりするそうです。その脈動を受け止めて整え、次へと送り出す。まるで水のリズムを整える指揮者のような存在であるようです。




周囲は深い緑に包まれ、風が通るたびに水面は細やかに揺れる。訪れたその日は生憎の雨模様でありましたが、灰色の雲と黒々とした湖面が同化したように見え、そのグレーが見事に風景に溶け込んでいる、私はそう感じました。












雨音だけが、人の気配のないダム湖に静かに広がっていく。。。




ただただそこに佇んでいるだけで、次第に心が洗われていくような感覚に包まれ、ただただ心地よい時間が流れていきました。




空気も澄み、どこまでも清らかなのでしょう。




我が家から比較的近い場所にあるダムですが、こんなにも心安らぐ場所があったことに、ささやかな喜びを覚えました。





必ずオンラインでご予約を

「和菓子の日」ってご存知ですか?




世間では全くと言っていいほど知られておりませんが.毎年6月16日がその日に当たります。




初の試みでありますが今年、ジェイアール名古屋タカシマヤさんが「和菓子の日」に和菓子を販売されます。




松屋長春にもご依頼が舞い込んできました。




6月16日(火)に販売いたします生菓子5種をここに決めましたのでご案内いたします。








毎週水曜日、ジェイアール名古屋タカシマヤで販売しています羽二重餅も今回販売いたします和菓子5種5個入り詰め合わせも全てオンラインのご予約のみとなりました。




当日、直接ジェイアール名古屋タカシマヤまでご予約無しで赴かれましてもお買い求めいただくことができません。




ご購入ご希望のお客様は、必ずジェイアール名古屋タカシマヤのオンラインのページからご予約してくださいますようお願いを申し上げます。

生きている

本日、明日の二日間は稲沢銘菓ベニサザンカの特別販売日となります。




今月は黄身時雨製。卵の香りと味わい、そして口溶けの良さが特長の和菓子です。








両日ともに売り切れ次第終売。お早めのご来店を推奨いたします。




昨日の午後に所用で出かけたところ、田植えが始まったことに気づきました。








ここ2週間、休み無く仕事をしておりますが、初夏の「気づき」があり、なんだかホッとした自分がいます。




そして夜、唐揚げをつくり家族皆で食べ終えて片付けが済んだ後、二人の孫としこたま遊んで送り出した夕暮れどきの空がとても綺麗で。。。








誰から見ても、何でもないような生活の中に私は確かに「生きている」を実感しています。




「生きている」とは大きな出来事に胸を打たれることだけではなく、そんなごくありふれた時間の中で、自分の心が確かに動いていると気づくことなのかもしれません。




呼吸をするように毎日を重ね、季節にふと足を止め、家族と食卓を囲み、孫の成長を間近で感じ、空を見上げて綺麗だと思う。




幸せを身体いっぱいに感じている自分がいます。