松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ミズスマシ

毎日この時期になると葛をつくっては蒸すのですが、蒸したての葛の純真さに敵うものはあるのだろうか。




そんな風にいつも感じています。




葛製の新作「水すまし」がお店に並びました。本日より販売スタートです。








水の中を自由自在にくるくると回りながら、すいすいと気持ち良さそうに泳ぐミズスマシ。




ちょうど今ごろは田んぼに水が張られたばかり。そんな田んぼでもよく見かける昆虫であります。




昨日の夕方、水田の真ん中を車で走っていたところ、こんな素敵な写真が撮れました。








棚引く雲、整然と並ぶ木々と稲、そして一羽のシラサギ。




そのどれもが美しく、しばらく車を停めて眺めていたくなるような風景でした。




こうした景色がごく当たり前のように残されていることに、あらためてありがたさを感じます。




どうかこの風景がいつまでも変わりませんように。




そんな願いを胸に抱いた夕暮れでした。

カールとかっぱえびせん

「カール」




こどもの頃、本当にお世話になったスナック菓子です。




何故だかわかりませんが、愛知県では売られなくなってしまって久しいんです。聞くところによると、滋賀県あたりから関西にかけては販売が続いているようですね。




先日、お土産で「うすあじ」と「チーズあじ」をいただきました。








私が小さい頃は「カレーあじ」もあったと思うんですが、無くなってしまったんだろうか。




久しぶりに食べましたが、やっぱりどちらも美味しかったです。




そう、別の日に「かっぱえびせん」も買って食べました。やっぱりこちらも本当に美味しい。








定番は普遍的なものであり、不変であり、不滅である。




「カール」と「かっぱえびせん」を食べてそんな風に感じました。




「かっぱえびせん」ですが、「出たらめでたい!花形えびせん」と書いてあったので、大きく開いて確認してみましたが、そんなもなぁ入ってやしませんでした。








私なら全部に入れておいて「当たった当たった!めでたい〜〜!」って全員に喜んでもらうのにな。笑




幸せをみんなで分かち合う。そっちの方がいいと思うんだけどな〜。




全部当たりが入ってますって公言しなきゃいいだけなんだから。笑笑

時間がある限り、できるだけ毎日

「時間がある限り、できるだけ毎日。」




仕事が落ち着いてから隣の駐車場で孫と遊ぶようにしています。




私の勝手なイメージですが、自分の娘3人が小さかった頃に遊んでいた時と同じ感覚。もう少し正直にお話しますと、孫があたかも自分の娘であるかのように接している自分がいます。




でも、一緒に走り回っているうちに昔より早く息切れが来て、強い疲れが訪れる。




そんな時に




「ああ、俺はもう若くはないんだ。」




と、ふいに現実に引き戻されたような気持ちになります。




娘たちと駆けずり回っていたのは、つい昨日のように思えるのですが、いやいや。年月が随分過ぎ去ってしまったようです。しまったのです。












三歳と一歳になった孫はどんどん成長し、足も速くスタミナもついてきました。一方私と言えば、以前よりも体力がなくなり、素早くも動けなくなりつつある事が自分自身手に取るようにわかります。




「命を次の世代へ繋いでいく。」とはこういう事を言うのだと感じる瞬間がこの孫たちとの遊びの時間に集約されています。




「時間がある限り、できるだけ毎日。」




孫たちが、大人になった時に私はこの世にもういないかもしれませんが、私の記憶が少しだけでも彼女たちの脳裏に残っていてくれたら嬉しい。




今のあいだ精一杯、自分なりに祖父の役目を果たしていきたいと思います。








ちょっとだけしんみりしたお話になってしまいました。




私らしくありませんね。笑