松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
しばらく
実は私、1週間ほど前から蜂窩織炎により右足が大きく腫れております。毎日点滴治療を受けておりますので、これから徐々に快方へ向かうものと思っております。
それとは別に、おそらく帯状疱疹と思われる症状も3日前から現れ、昨夜からは眠れないほどの痛みに悩まされております。
まさにダブルパンチです。
本日、開院と同時に先生へ相談する予定ですが、このような状況のため、なかなか余裕をもって文章を書くことができません。
いつもお読みくださっている皆様にご心配をおかけしないよう、こうして現状をご報告させていただきました。
しばらくの間、お休みをいただきたいと思います。体調が回復いたしましたら、また元気に書かせていただきます。
ご心配くださった方からメッセージをいただくことがあるかもしれませんが、このような事情により返信はできかねます。どうかお気遣いなく、お読みいただくだけに留めていただけましたら幸いです。
また皆様とお会いできる日を楽しみにしながら、まずは治療に専念したいと思います。
なお、仕事につきましては休み休み続けております。なかなか完全に休むわけにはいきませんが、無理のない範囲で取り組んでまいります。

金魚
金魚を3尾、私は飼っています。
赤い出目金、赤白の琉金、そして黒出目金。もう5年以上になるでしょうか。
以前は赤白の可愛らしいランチュウもいたのですが、先日天に召されました。飼い主である私の至らなさもあったのではないかと、今でも少し悔いが残っています。
金魚は赤ちゃんの頃の色は当てにならないとよく聞きますが、黒出目金以外の2尾は成長するにつれて真っ白になりました。本当に予想外です。笑
金魚は案外よく飼い主に慣れます。ご飯の時間になると、立派に長くなった尾をふりふりしながら寄ってきてくれる。
そんなところが金魚の可愛いところでしょうね。
前置きが長くなりました。
金魚の焼印をあしらった、可愛らしい羽二重餅の新作を販売しております。

合わせるは備中白小豆こしあん。
この焼印の金魚は、形からすると琉金でしょうか。
もっとも、私が個人的に一番好きなのは和金です。
金魚掬いの水槽で最も多く見かける、あの赤くて小さな金魚。
華やかな尾もなければ、丸々とした体つきでもありませんが、すいすいと力強く泳ぐ姿には独特の美しさがあるように思います。
ミズスマシ
毎日この時期になると葛をつくっては蒸すのですが、蒸したての葛の純真さに敵うものはあるのだろうか。
そんな風にいつも感じています。
葛製の新作「水すまし」がお店に並びました。本日より販売スタートです。

水の中を自由自在にくるくると回りながら、すいすいと気持ち良さそうに泳ぐミズスマシ。
ちょうど今ごろは田んぼに水が張られたばかり。そんな田んぼでもよく見かける昆虫であります。
昨日の夕方、水田の真ん中を車で走っていたところ、こんな素敵な写真が撮れました。

棚引く雲、整然と並ぶ木々と稲、そして一羽のシラサギ。
そのどれもが美しく、しばらく車を停めて眺めていたくなるような風景でした。
こうした景色がごく当たり前のように残されていることに、あらためてありがたさを感じます。
どうかこの風景がいつまでも変わりませんように。
そんな願いを胸に抱いた夕暮れでした。




