松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



水面の月

「水面の月」




松屋長春の新作です。




こなし製の生地に、こしあんを合わせております。




美しい満月の夜。静かな水面に、朧げに浮かんでは揺れる月。




その月を時折覆い、また姿を見せる雲。




そんな水面に映る月と雲の情景を、この和菓子に落とし込みました。












今年の十五夜「中秋の名月」は、9月25日(金)。




気持ちの良い晴天の日が、なかなか訪れてくれませんが、




せめて十五夜の夜には雲の切れ間から美しい満月を眺めることができますように。




皆様とともに綺麗な月を拝めることを願っております。

肉吸い

昨日の昼、スタッフさんたちにも食べてもらおうと、特製「肉吸い」をつくりました。




①鰹節と昆布で濃厚な出汁をとる。




②飛騨牛を一度しっかり湯に通して、アクを徹底的に取り除く。(牛肉は他の肉に比べてアクが尋常じゃないくらい多いんです。いきなり生肉を出汁に入れるとえらい事になるから。この時、脂分も適度に落ちて、スッキリした味わいになります。)




③日本酒、醤油、味醂、砂糖で味を整え決め打ちしてから、玉ねぎ、長ネギの順番で火を通して完成です。




アツアツをごはんと一緒にみんなでたっぷり食べました。




久しぶりの「肉吸い」でしたが、上手にできました。
















空を見上げること

本日ご紹介いたしますのは、羽二重餅製の新作です。




焼印を押す箇所に、少し強めに色付けした黄金色のカンバスを用意し、そこにたわわに実る稲穂を施しました。








お天道様のご機嫌が悪い日が続いておりますが、気分だけでも秋を感じましょうね。




もう暦は、秋なのですから。




数日前のたそがれどき。




仕事が終わって私がつくったハンバーグカレーライスを家族みんなで食べて、娘夫婦と孫たちを店先まで送りに行った際に、あまりにいつも見ているはずの景色がとても美しく見えました。
























息子が「お父さん、空がめちゃくちゃ綺麗だに。」




そう教えてくれたのです。








栃木県出身なのに尾張弁が板についてきました。笑




最近、私は本当に空をよく見上げるようになりました。




なんか、「生きている」って実感できてホッとするんですよね。




自分にとって大切なルーティンとなっているような感覚があります。




【空を見上げること】




ナチュラルな素の自分に戻れる、そんなスイッチのような役割なんだろうな。