松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



つるとなべ

かごめ かごめ




かごのなかのとりは




いついつ でやる




よあけのばんに




つるとなべがすべった




うしろのしょうめん だあれ




父はこういつも歌っています。「鶴と亀」が本当の歌詞なのに。




昔、父にその事を聞いたことがあります。どうして「つるとなべ?」と。




父が言うにはゴルフ場で仲良しになった友達に「つるさん」と「なべさん」がいたのだそうな。亀さんはいなかったのね。笑




よほどゴルフの練習の時間が幸せだったんだろうなぁ、父にとって大事な友達なのだと想像できるエピソードです。




「籠目(籠目)」模様の薯蕷製の和菓子の新作がお店に並びました。








涼しげな「夏かご」と名付けております。

見上げてごらん夜空の星を

見上げてごらん、夜の星を




小さな星の、小さな光が、




ささやかな幸せを、うたってる




坂本九さんのあまりにも有名な一節ですが、その歌詞は驚くほどシンプルです。




けれど、その簡潔な言葉のひとつひとつに確かな意味が宿り、あの優しく包み込むような旋律と重なることで、私の胸を深く強く揺さぶるんです。




辛い時に私はよくこの歌をうたいます。




私にとって、この歌は人生に欠かすことのできない一曲として、いつも静かに寄り添ってくれています。




松屋長春の羽二重餅の焼印が星に変わりました。








夜空を見上げる習慣は私の中では、いつしか無くなってしまいましたが、たまには夜空を星を眺める心の余裕も持ち合わせていたいものです。

私は生きてゐるのだ

この素晴らしい透明感を写真で表現するには、やはりお天道さまの下で撮るのが一番いいのかもしれません。




背景にまで気を配る余裕はありませんでしたが、なかなかいい感じに撮れました。笑




昨日ご紹介いたしました「星の光」に続き、レモン果汁と果皮をふんだんに使用して仕上げた「レモン羹」です。




高村光太郎が『智恵子抄』で綴ったように、レモンは「私は生きてゐるのだ」と、最も強く実感させてくれる食べ物なのかもしれません。




鼻をすうっと通り抜ける芳香、目が覚めるような酸味。




是非お召し上がりいただきたい夏の涼菓です。