松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
ジェットコースター
非常に短い期間だけのご提供となりますが。
「羽二重餅」の焼印が鯉のぼりになっております。
一年が過ぎゆくのがあっという間にに感じます。ついこの間、この焼印を押していたような感覚があるのに、です。
小学生や中学生の頃、あれほど一年が長く感じていたのに。
なんとも不思議ですよね。そう思いませんか?
こんなに早く一年が過ぎてしまうと、私の一生がジェットコースターのようにすぐに終わってしまいそうです。
月並みな言葉ですが、毎日まいにちを大切に送らなければなりません。
ところで平凡なこと、ありふれたこと、普通のことを「月並み」と言うのですが、どうして月並み、月とおんなじと言うようになったのでしょうか。
世の中わからない事だらけです。
人生がジェットコースターのように早く終わってしまったら、そんな事も解明できないまま死んでしまうことになります。
こりゃいかん。人生早く終わっちゃいけないわ。
なんだか急に焦ってきました。笑
巻き方をかえて
「ちまき」
昨日より販売をスタートいたしました。
5月5日までの販売であります。
松屋長春の「ちまき」は白色したプレーンと茶褐色した黒糖入りの2種類のご用意です。
このようなお話はした事がありませんが、実は松屋長春では「ちまき」の巻き方を変えています。
中身が見えない「ちまき」はどうしても間違って販売してしまいがちです。
間違いを防止するため、このような方策を採用するようになりました。
これはお客様にとっても見分けやすくなり、非常によろしい事ではないかと考えています。
「ちまき」をご購入予定のお客様へ。
巻き方の違いを写真にてご確認くださいね。
春の大茶会
本日は国府宮神社の春の大茶会の日。(献茶祭)
春と秋は表千家、裏千家、松尾流の三流派の先生方がそれぞれ一席ずつ茶会をご担当されます。
今回は特にご用命の数が多かったのですが、納得のいく出来栄えになったと思っております。
ご担当の先生方、そして来席された方々に喜んでいただけましたら幸いと存じます。
各々の和菓子を詳しくご説明していきたいと考えておりましたが、今日は特に時間が無く写真だけの掲載となります事お許しください。
本席(表千家)の先生のご用命の羽二重餅(銘は「なおいの願い」)だけは店頭販売のご用意はございません。
しかし、裏千家の先生のご用命の外郎製の「惜春」と松尾流の先生のご用命の干菓子2種(白雪糕と州浜)におきましては、少しばかりではありますが店頭販売分のご用意はございます。
ちょうど今、茶席菓子全てをお届けにあがったとろこでホッと一息つきました。
「いい菓子だった。」そんな声が少しでも私の耳に届きましたら最高の幸せであります。