松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
燃える闘魂
今朝、私は自分の大きな泣き声で目が覚めました。
そうです。夢をみて悲しくて咽び泣いたのです。
夢をみたのは本当に久しぶりの事ですし、(実際には人は毎日幾つも夢をみているそうですが、覚えていないだけのようです。)私は夢で泣いた事は今まで一度もありません。
とても不思議な感覚でした。
大人になった今、正常な意識ある時に大きな声を出して泣く事など滅多にありません。
泣いてスッキリしたのでしょうか、気持ちの良い目覚めでありました。
私の夢の内容は、アントニオ猪木が私が知らない若者に腰を撫でなられながら慰められているというものでした。
ただそれだけの夢なのですがアントニオ猪木さんはちょうど今、難病と闘病中であります。
私は今、熱烈なプロレスファンでもなければアントニオ猪木さんに対して特別な思いもございません。
しかし彼が闘病中であることも知っていましたし、生死を彷徨う中でも病床から自分の姿をYouTubeで発信されていることも知っていました。
プロレスで日本中を湧かせ、老いてなお誰かを励まし続ける姿に大きな感銘を受けた次第です。
考えてみますと、そんな立派な人は辺りを見回しても他には誰もいません。
誰にも真似できないとても尊い事であります。
思い返してみれば、私がちょうど小学生の頃プロレスが全盛期を迎えたところでした。テレビ放映もゴールデンタイム、地方巡業も頻繁に催されていました。
私もその頃熱狂的なプロレスファンであり、よく教室や体育倉庫でプロレス技を友達に仕掛けていたものです。
その時、骨を2度ほど折った事も今思い出したところです。
アントニオ猪木の入場曲に「猪木!ボンバイエ!」があります。
私は小学生の頃、ずっとあの曲の歌詞を「猪木!ガンバレ!」だと勘違いしていました。間違いに気づいたのはずっと後々の事です。
今こそ猪木に向かって私は叫びたい。
「猪木!ガンバレ!」
猪木ファンに怒られそうですが、やっと本当の意味でアントニオ猪木の偉大さを知った私です。
燃える闘魂。
あなたはずっとそれを体現し続けていたのですね。
ちまき
大変長らくお待たせいたしました。
多くのお問い合わせをいただいておりましたが。
本日より「ちまき」の販売スタートです。
毎年、松屋長春の「ちまき」のご用意は真っ白のプレーンと黒糖で仕上げた黒ちまきの二本立て。
笹の香りがやんわりと移った「ちまき」は「柏餅」と並ぶ端午の節句の代表菓であります。
「柏餅」は5月中旬あたりまでの販売は決まっておりますが、「ちまき」は5月5日までの販売となります。
ゴールデンウィーク中にお召し上がりくださいませ。
五月晴れ
今年もこなし製の鯉のぼり、「五月晴れ」がお店に並んでおります。
去年までとは少し仕様をかえました。
ピンクとブルーの二色立てでのご提供です。