松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
ご挨拶
2024年も終わろうとしています。
今年も一年間、大変お世話になりました。
常々申し上げている事ではあるのですが、松屋長春は全てのお客様のおかげで成り立っている和菓子屋であります。
また、忘れてはならないのはお店をいつも支えてくれているスタッフさんのこと。8人の誰一人欠けてもいけない。そんな勇者たちだと私は思っています。身を粉にして一生懸命私たちとお客様のために働いてくれています。スタッフのみなさん、いつも本当にありがとうございます。
私はお客様と松屋長春に携わる全員が二人三脚で足並みを揃えられるような、そんな良いお付き合いができたらいいな。そんな風にいつも考えています。
私がこうして毎日文章を書いておりますのも「和菓子というものは何か」、そして「和菓子をつくる、ご提供する私(私たち)という人間」を少しでも知っていただきたいという考えがあってこそのものです。
この先いつまで続けられるのかは自分でもわかりませんが、気力のあるうちは頑張って書こうと思っています。
来年(明日から来年ですが)も変わらずお付き合いいただけましたら嬉しいです。
簡単ではありますが、一年の締めくくりのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
私個人的な事柄でありますが、今年のNo. 1のニュースは次女ほのかの結婚でした。
新しい家族(次女の新婿)が出来て、本当に嬉しかったです。
私には娘が3人おりますが、娘たちが選ぶ結婚相手は残念ながら私がどうしてたって選ぶ事ができません。笑
娘たちが選んだ婿2人ともがイイヤツで本当に良かった。
私の心からの正直な感想です。笑笑
2025年も良い一年だったと思えるように力の限り生き抜く所存であります。
31種類
毎年12月30日より松屋長春の生菓子が一気に31種類に増えます。
生菓子を31種類も用意するのは日本国どこを探しても他には無いと自負しております。
31種類それぞれに特徴を持たせ、色合い豊かに生地もあんも変化させて仕上げます。
つくる生菓子一つひとつに私たちが持てる全ての力を注ぎ込む所存であります。
申し訳ございませんが、毎年お正月の生菓子たちをSNSでほとんど載せることはありません。ご来店くださいますお客様は今年もどうぞ楽しみにされていてください。
本日は31種類の生菓子の一つ、松屋長春の代表菓であります羽二重餅の焼印についてお知らせ致します。
来年の干支「巳」を施してあります。
「新しい一年が素晴らしいものであるように」
そんな願いを込めてつくっております。