松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



葛菓子の販売、今年もスタートです

昨日は「わらび餅」の事を書きました。




でんぷん質の事についても少し書いたことと思います。




本日は同じでんぷん質を使った和菓子のご紹介をいたします。




ゴールデンウィークを前に「葛」製の蒸し菓子の販売がスタートしました。




松屋長春はもちろん「葛」100%です。




蒸したては一枚目の写真のごとく、あんが恥ずかしいと思うくらいに透けております。








冷めて少し落ち着くと二枚目の写真のようになります。








「葛あやめ」と銘打ってお店に並べております。




「葛」100%の和菓子はお買い求めいただきましたら、出来るだけ早めにお召し上がりくださいね。早く食べるほど、「葛」の良さがしっかり出ると思いますので。








本日は紫が美しい季節にぴったりの和菓子のご紹介でした。

そろそろ終売です

突然ですが、何かわかりますか?








答えは「わらび餅」です。




植物の葛の根っこのでんぷん質の部分が「葛」となり、わらびの根っこのでんぷん質の部分が「わらび餅」となります。




熱を加えて練っていきますと、前者は透明(実際には半透明)で後者はこのような茶色っぽい色合いになります。




食感も味わいも香りも大きく違うんです。




同じでんぷん質なのに面白いですねぇ。




「わらび餅」、ゴールデンウィーク、おそらくですが5月6日をもって終売となります。




あらためて、わらび粉100%のホンモノの味を是非この機会に。





ラー油で大汗

早速、自家製ラー油でいくつか簡単なお酒のお供をつくってみました。




「胡瓜と搾菜のラー油和え」








「中国風冷奴」








「茹で豚と胡瓜」








どれも非常に香り高く、ものすごく美味しかったです。が!




頭皮から出る汗がハンパありません。笑 




ドブ板を踏み外してドブに落ちたくらい濡れます。笑笑




「中国風冷奴」は特にお気に入り。




豆腐を切り分け、刻みネギとカリカリに炒めた揚げと塩とごま油と自家製ラー油をかけるだけ。




塩で食べるからなのか、醤油をかけて食べるよりも豆腐自体の味と香りがダイレクトに伝わって、非常に美味しかったです。




カリカリの揚げがアクセントになってより良い感じ「仕上がりました。




ラー油は自家製ではなくても市販のもので大丈夫です。




一度お試しくださいね。