松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ブルーとオレンジ

羽二重餅の新作です。








松屋長春では滅多に羽二重餅の生地を着色することはありませんが、今回は極々薄いブルーに色付けしました。




そして、これまた極々薄い朱色といいましょうか、紅に少し黄色を刺したオレンジ色を頂に配色し、そこへ金魚の焼印をサッと押しました。




金魚鉢の中でヒラヒラゆらゆらと気持ちよさそうに泳ぐ金魚のイメージとして捉えてください。




中は丹波大納言小豆の粒あんです。




涼を感じられるような和菓子も8月いっぱいまで。




これからも涼の和菓子をご紹介してまいります。

明日も元気で会いましょう

「常夏だなんて言葉はもはや無い!誰がこんなリゾート気分の言葉を考えたんじゃい!」




危険を感じてしまうほど暑い。いや熱いです。




私的な元気の源は食欲と睡眠だと思います。




今夜はスーパーの激安ビーフと日本のものではないアスパラガスを使った一皿と冷麺をつくりました。(結果的に激安料理になりました。)












口に入りやすいサッパリしたものと、元気の出るものを私なりに考えて合わせてつくったつもりです。




食べとくれ。




家族のみんな、これ食べて明日の朝も元気な顔して会いましょう。




私はビール(正式にはビールでないけども)を飲みながら夕飯つくって、この後に風呂入ったらもう一杯飲んでやろうと思ってます。








こんな感じでいい気持ちで寝れるかな。明日も元気に出勤できるかな。




みなさまも健康第一でイキマショウ!




今日もおつかれさんでした。

この写真、なんだかわかりますか?








これは、羽二重餅なのです。




練り上がったばかりのフワフワ、トロトロの羽二重餅をこのバットに流し入れて生地を落ち着かせます。




それから均等に切り分けて、焼き菓子「若あゆ」のお腹に納まることになるのです。




お腹ぽんぽんの「若あゆ」、あと3週間くらいの命。今年もお召し上がりいただけましたら嬉しく思います。




天然の鮎は春先に遡上し、苔を喰みながら大きくなります。




「若あゆ」は遡上途上のゴールデンウィークの連休を過ぎたあたりから販売を始めるので、「若」という文字を敢えて付けているのですが、ちょうど今の時期になりますと「若」が邪魔になってきます。




しかし、名前を「青年あゆ」や「壮年あゆ」それから「老あゆ」などと変化させるわけにもいかず、最後まで「若あゆ」で通し切っているのですが、本当はどうにも気持ちよくないんです。




私のように感じていらっしゃる方々がおいでかもしれません。でも、これだけはお許しくださいね。