松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



桜の羽二重餅

三月も半ばを過ぎてきますと、ソメイヨシノの開花の声をちらほらと聞くようになってまいります。

最近はとても暖かい日が続いて、いよいよ春が来たのだとそう感じます。

実際には春は良いお天気の日が少なく、風が強く吹いたり雨が続いたりとなかなかポカポカ陽気の日は無いような気がします。

今年は気持ちの良いお天気の日が多くなるといいですね。

さて、本日ご紹介の生菓子は



羽二重餅製の桜です。

備中白小豆こしあんを芯にふっくら柔らかに仕上げました。

桜の開花、そして散り際、その先の花筏とデザインを変えてこれから進んでまいります。

お客様へのお願い

お客様へのお願いが二点ございます。

現在の松屋長春の駐車場です。



店舗の真向かいに位置しています。

以前の駐車場はこちらです。



一方通行手前の砂利の駐車場ですが、現在は駐車スペースを借りておりませんので、こちらにはくれぐれも駐車されませんようよろしくお願いいたします。

また、店舗前の道は左向き一方通行となっております。

もう一度一枚目の写真を掲載しますが、



店舗を出られましたら左向きに車を進めていただきますようお願いいたします。

遠くから車でお越しのお客様におきましては駐車場や一方通行を間違われる事が多いように感じます。

今一度のご確認をと思い、ご説明した次第です。

菜種餅

黄色は春と秋の色。そう感じます。

同じ着色をして同じ色に仕上がっているのに、春はその黄色が春らしく感じ、秋にはやはり秋らしく感じます。

これは視覚だけでなく、五感全てで季節を敏感に感じ取っているからなのではないでしょうか。



優しい黄色に春を強く感じます。

菜種餅と名付けて松屋長春で毎年販売する定番の生菓子です。



黄色に着色してから



黒ごまを炒って香り高くすることにより、いつもとはまた違った羽二重餅に仕上がっております。