松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



夏祭り

「夏もそろそろ終わりねと 君が言う

ゆかた姿で せんこう花火

きれいだよ きれいだよ

きれいだよ とても

さあ そろそろ帰ろうかと 僕が言う

まだまだ私 こうしていたいわ

チリリン チリリン

窓辺の風鈴 いいよ

いつまで こうして君と

よりそい 肩を並べて

来年の夏も せんこう花火

できると いいのにね

燃えて散るのが 恋ならば

そのまま消えずに かがやいてくれ」

長渕剛の夏祭りの歌詞です。

中学生の頃、毎日繰り返し聴いた思い出深い曲です。この頃の長渕剛さんは純白で美しい声の持ち主でした。現在は現在で昔には無い深い味わいがあるとは思うのですが、私は断然初期の曲に思い入れが強いのです。

今日ご紹介する生菓子の名前が夏祭りです。

この夏祭りをつくっていたところ、先程の歌が刹那に頭をよぎったのです。



中心にこしあんを配し、三色に染め上げた備中白こしあんを真ん中に、一番外側に本葛粉で仕立てました。

夏祭りのウキウキ、ワクワクした気持ちは今となっては淡い思い出となってしまいましたが、あの甘酸っぱい青春の日々はいつまでも忘れたくないものです。

Just Do It

「スポーツは人に感動を与える」

よく聞く言葉であります。

先日ボクシングの試合を生で観ていて、人生初めてホロホロと泣きました。これほどスポーツで心を動かされたのは初めてだったのです。



村田選手はキャリアで2度負けています。今回の勝利で負けた相手にそれぞれ雪辱を果たしました。

不屈の精神、七転び八起きだと思います。

が、私が泣いたのはその勝利自体だったのではなく、彼の心の内がダイレクトにこちらに伝わったからだと感じています。

村田選手はボクシング選手には珍しく(ボクシング選手のみなさん、ごめんなさい。皆さま全てがそうではないと私は思っています。)、礼節を重んじ、人当たりの良い人であります。

特別に今回の試合は不甲斐ない試合を見せてしまった観客の方々へ、そして妻や子に対して自分の一生懸命さを見せたかったのだと、後ほどのインタビューの内容から伝わってきました。

派手な入場も結構多い中、村田選手はナイキのTシャツ一枚を羽織って出てきただけです。決して飾らず、自分の今日のパフォーマンスをただ見てほしい。そんな気持ちがあったのかもしれません。

Just Do It

その言葉が妙に村田選手にマッチしていてとても格好良かったです。

勝った瞬間、アナウンサー、ラウンドガールたち、観客。多くの人たちが涙していました。

これほどたくさんの人たちが損得関係なく感動の涙に濡れるのは、見かけではなく村田選手の心の中が見えたからではないでしょうか。

私と一緒に試合を観ていた三女も同じように心を動かされていました。

後から振り返っても大きく頷けるような人生を歩んでいきたい。

今回の試合で村田選手から学びました。

Just Do It

あらためて声に出して読んでみると、シンプルですが、本当にいい言葉です。

羽二重餅

おはようございます。



現在の羽二重餅の焼印は青海波となっております。

羽二重餅のご予約は7月はご予約完売となりました。

まだ、8月は空きがございますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

また、毎日の店頭ご予約ですが、連日雨の中多くのお客様にご来店いただいております。

当時ご予約分は7時に一旦お客様のお名前、ご来店時間、そして数をお伺いし、再度8時の開店以降にお渡しとなります。

お客様にとりましては非常にお手間をお掛けする事になり、とても心苦しいのですがご理解ご協力の程宜しくお願いいたします。

明日は海の日。普段ならば月曜日で定休日となるところですが、祝日なので営業いたします。朝の羽二重餅のご予約分は先着10名様であります。

私が明朝7時にいつものようにお客様をお出迎えいたします。