松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



タイムマシンに乗って

日曜日、月曜日と二日間。娘がお世話になっている東京へ行ってまいりました。

日曜日は午後から半休をもらいましたので、着いたのは夕方。
早速、娘と夕食を食べに行ってきました。



桜なべの中江。
一度行ってみたかったので、予約しておきました。



吉原に位置し、桜なべの老舗として名を馳せているお店です。
真隣には土手の伊勢屋という天ぷらの老舗があります。こちらは前回、娘と一緒に行ったお店です。



馬刺しロース。



桜鍋。



関東のすき焼きは割り下が一般的。この割り下の味付けの塩梅が素晴らしく良かったです。また馬肉の柔らかいこと。



あとごはんセット。
卵とじで食べました。風情のある店内にとても美味しい食事に娘と余計に話が盛り上がりました。

その後、娘が歌舞伎町のパクチーまつりへ行ってみたいと言ったので、行ってきました。



パクチート。パクチー盛り沢山のお酒。娘と一緒にお酒が飲める日がこんなに早くやって来るなんて思いもよりませんでしたが、幸せで楽しい時間を二人で過ごせました。
娘は翌日学校があるのでここで別れ、高校時代からの親友に連絡を取り、渋谷でビールを一緒に。



辛い時も楽しい時も一緒にその時を共有できる私の親友との時間はあっと言う間に終わってしまいました。話しているだけで安心感に包まれる私の高校時代の大切な友人です。

翌日、娘のあづきのところへご挨拶に行くまで時間があったので、私の東京時代の友人に会いに行く事にしました。

一軒目は



西武池袋線の大泉学園駅にある栄泉。

http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/3223.htm

彼は昔のまんまでした。

もういいよっ!ってのが佐藤くんの口癖だったのを25年ぶりに思い出し、なんだか笑ってしまいましたが、彼の優しい人柄が変わっていなくて嬉しくもあり幸せな気分に浸れました。

色んな思い出をお互い交互に話していると時間なんてすぐに過ぎ去ってしまいます。

しかし、もう一軒行かなければと思うお店があったので後ろ髪を引かれる思いで佐藤くんのお店を後にしました。

次に向かったのは千葉県松戸市。



着くやいなや、彼の野太い声に一瞬で25年前にタイムスリップしてしまいました。

彼、藤木くんのお店は竹和。

https://s.tabelog.com/chiba/A1203/A120302/12039058/

彼は私と間逆の超真面目人間。彼も二十歳のまんまで安心しました。仕事場を拝見させてもらいましたが、彼の真面目さや几帳面さが仕事場にも反映されており、それがなぜか微笑ましくも思えました。

食事をし私たちも含めた昔の写真を見るにつれ、25年前の自分がどのようであったかも思い出させてくれました。

本当に私は現在まで色んな友人に囲まれて幸せな人生を生きてきたんだなぁ。

多くの友達という太陽に照らしてもらって、成長させてもらいここまで来ることができました。
それを再確認させてもらえる素晴らしい再開の一日でした。

松戸市から東京へ戻り、娘の勉強する場所へ。



娘も私の昔と同じく、素敵な仲間たちと一緒に作業していました。



私がお邪魔した時は紫陽花の和菓子の仕上げ段階。



娘が作った紫陽花の和菓子です。仕上げ途中でしたが、食べさせてもらいました。

東京最後は私の人生の恩師との再開。



娘が通う製菓学校の校長であり、現在の日本の和菓子界のトップでもあられます。
私がここでお世話になった頃、私に直接和菓子を教えて下さった方です。私にとっては和菓子づくりはもちろんの事、人との付き合い方や自分の心の持ちようなど精神論を伝えてくれた方です。
現在の私はこの恩師の考えが礎にあるのだといつもそう感じています。
私が一番辛かった時にご夫婦で私を支えてもらったおかげで現在の私があるのです。
恩師と一緒に食事をし、長い時間色んな話を交わして幸せで実りあるひとときを過ごす事が出来ました。
新幹線で名古屋へ帰る途中でこの文章を綴っておりますが、とても名残惜しい思いでいっぱいです。

今回の東京訪問の二日間はタイムマシンに乗って昔の自分に戻ったような錯覚に陥りました。

随分会っていない昔の友人、知人を訪ねて旧交を深める事は、とても刺激的で幸せな気分に浸れます。

実り多き幸せな二日間でした。

追伸


東京都練馬区の佐藤くん、そして千葉県松戸市の藤木くんはお互いやはり25年会っていなかったそうですが、私の訪問に触発されて会ったそうです。

後から写真を送ってくれました。

いつまで経っても友達っていいものです。

また会おうな、次はもっとたくさん仲間を呼んで。