松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
いつまでも青春のままで
私は稲沢市で生まれ、稲沢市で育ちました。
地元の小学校そして中学校に通い、一宮市の高校に進みました。
地元の学校の校歌には伊吹山が盛り込まれる事が多いです。
岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山は私の家からは遠いように思われますが、伊吹おろしという冬になると吹き付ける伊吹山からの強風が私の地元、濃尾平野へ多大なる影響を及ぼすからです。実際に一宮市の高校に自転車で通う際には随分苦労させられました。
この伊吹山。これほど小さい頃から縁があったのにもかかわらず、実際に下から登った事が今まで無かったため、昨日思い立って登る事にした次第です。

登山の準備完了。
駐車場のご主人に写真を撮ってもらいました。

三之宮神社が登山口の入り口。
これを目安に登山を開始します。








下界は晴天でしたが、山に分け入ると強烈なモヤがかかっていました。
また、ジメジメしてものすごく暑かったです。


残念ながら、山頂のこの通り。
全く眼下に広がる景色は見えませんでした。
実は私、登山があまり得意ではありません。
富士山も富士宮口、吉田口、御殿場口と三箇所から三度登頂しましたが、毎回疲労困憊で最後に残った未登頂の登山口である須走口からの登頂も未だためらうほどであります。
今回も登り3時間、下り1時間半の行程が私には随分苦しいものでありました。
しかし、道中には私が興味を持つ植物や昆虫たちがしばしば苦しい気持ちを和らげてくれたので何とか完徹に至った訳です。


無知なので全くわかりませんが。





花や木の実。

玉虫色の綺麗な甲虫。

アケビも熟し切っていました。
天然のものはやはり実が細いですね。

伊吹山も他の山と同じく、鹿の獣害に悩まされているそうです。
いたるところに獣避けのフェンスが設けられていました。

木の皮もこのように食べてしまいます。
今回登った際にも何度も鹿の強い匂いを感じました。
熊、猪、鹿などの野生動物は強い獣臭を発するので誰でも気づくと思います。
動物園のような匂いと言えば分かりやすいのではないでしょうか。
高山植物の宝庫である伊吹山。自然を守るためにはこれからどうしたらいいのかをとても考えさせられました。


帰り道終盤には少しだけ晴れ間が見え、風にゆれる黄金のすすきの絨毯にも癒されました。
登山、下山の途中では色々な方々とお話させてもらい、山好きの人たちの爽やかな笑顔と心をしっかりと浴びる事ができました。
最近、私は幸せってどこにあるのかな?と考えることがあります。
幸せとは自分が待つものではなく、自分から欲し、求めるものではないか。そう最近は思うようになりました。
そんな事もあり、近頃の私は休みの日には自分が一番したい事。それを自分に投げかけ、一日をかけて達成するように心がけるようにしています。
それにより、心が満ち満ちてとても幸せを感じるようになったと感じています。
松任谷由実さんのあの日にかえりたいという曲のワンフレーズに
青春の後ろ姿を 人はみな 忘れてしまう
とあります。
私は一生が青春の真っ只中で終われたら、そんな素晴らしい事はないと思っていますし、誰もそうあるべきだと考えています。
独身になってから余計にそう考えるようになりました。
そのためには常に自分にそう言い聞かせるとともに、そうあろうと努力する事を忘れてはならないのだと思います。
自分が埋もれてしまわないように。いつまでも輝いていられるように。
いつも心に青春を。
皆さんもそう思いませんか?
地元の小学校そして中学校に通い、一宮市の高校に進みました。
地元の学校の校歌には伊吹山が盛り込まれる事が多いです。
岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山は私の家からは遠いように思われますが、伊吹おろしという冬になると吹き付ける伊吹山からの強風が私の地元、濃尾平野へ多大なる影響を及ぼすからです。実際に一宮市の高校に自転車で通う際には随分苦労させられました。
この伊吹山。これほど小さい頃から縁があったのにもかかわらず、実際に下から登った事が今まで無かったため、昨日思い立って登る事にした次第です。

登山の準備完了。
駐車場のご主人に写真を撮ってもらいました。

三之宮神社が登山口の入り口。
これを目安に登山を開始します。








下界は晴天でしたが、山に分け入ると強烈なモヤがかかっていました。
また、ジメジメしてものすごく暑かったです。


残念ながら、山頂のこの通り。
全く眼下に広がる景色は見えませんでした。
実は私、登山があまり得意ではありません。
富士山も富士宮口、吉田口、御殿場口と三箇所から三度登頂しましたが、毎回疲労困憊で最後に残った未登頂の登山口である須走口からの登頂も未だためらうほどであります。
今回も登り3時間、下り1時間半の行程が私には随分苦しいものでありました。
しかし、道中には私が興味を持つ植物や昆虫たちがしばしば苦しい気持ちを和らげてくれたので何とか完徹に至った訳です。


無知なので全くわかりませんが。





花や木の実。

玉虫色の綺麗な甲虫。

アケビも熟し切っていました。
天然のものはやはり実が細いですね。

伊吹山も他の山と同じく、鹿の獣害に悩まされているそうです。
いたるところに獣避けのフェンスが設けられていました。

木の皮もこのように食べてしまいます。
今回登った際にも何度も鹿の強い匂いを感じました。
熊、猪、鹿などの野生動物は強い獣臭を発するので誰でも気づくと思います。
動物園のような匂いと言えば分かりやすいのではないでしょうか。
高山植物の宝庫である伊吹山。自然を守るためにはこれからどうしたらいいのかをとても考えさせられました。


帰り道終盤には少しだけ晴れ間が見え、風にゆれる黄金のすすきの絨毯にも癒されました。
登山、下山の途中では色々な方々とお話させてもらい、山好きの人たちの爽やかな笑顔と心をしっかりと浴びる事ができました。
最近、私は幸せってどこにあるのかな?と考えることがあります。
幸せとは自分が待つものではなく、自分から欲し、求めるものではないか。そう最近は思うようになりました。
そんな事もあり、近頃の私は休みの日には自分が一番したい事。それを自分に投げかけ、一日をかけて達成するように心がけるようにしています。
それにより、心が満ち満ちてとても幸せを感じるようになったと感じています。
松任谷由実さんのあの日にかえりたいという曲のワンフレーズに
青春の後ろ姿を 人はみな 忘れてしまう
とあります。
私は一生が青春の真っ只中で終われたら、そんな素晴らしい事はないと思っていますし、誰もそうあるべきだと考えています。
独身になってから余計にそう考えるようになりました。
そのためには常に自分にそう言い聞かせるとともに、そうあろうと努力する事を忘れてはならないのだと思います。
自分が埋もれてしまわないように。いつまでも輝いていられるように。
いつも心に青春を。
皆さんもそう思いませんか?