松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



一年で一度の私へのご褒美

独身になってから初めての親友との旅行へ出かけてきました。

離婚するまでは毎年必ず彼と一緒に旅行へ出かけていたのですが、やはり一人になると私自身に降りかかる仕事が増え、なかなか叶うことができませんでした。

今年やっとお互いのスケジュールが合い、一緒に旅行と相成りました。



一緒に美味しいものを食べ、一緒にビールを酌み交わし、長きに渡る積もり積もった多くの話をお互いにしました。

私のことを高校生の時から深く知ってくれている彼は、私にとってかけがえのない唯一無二の存在です。

日頃の疲れやストレスが全て彼のおかげで吹き飛んだ事は言うまでもありません。

今回の旅行で一つだけ自分のために買い物をしました。



お弁当箱です。

台湾のデザイナーの作品だそうです。

一目見て気に入ったので買いましたが、6000円ほどととても高価なものでした。

お弁当箱二つと、スプーンと箸のセットがおおよそ同じ値段。

ハンドメイドでスプーンと箸が離れないように工夫されているものです。

お弁当箱の蓋も竹製。大きな竹を使っていないとこのような大きな蓋はできないでしょう。

娘たちには毎日お弁当を作る私ですが、自分のためにはお弁当は作った事がありません。

お弁当箱セットを買ったので、たまにはお弁当でも自分のために作ってお出かけでもしようかなと思っています。

自分へのご褒美などというものは、常日頃からあってはいけないものだと私は思います。

いつもご褒美だらけだと、自分の感覚が麻痺してしまい、本当の幸せを気付かずに終わってしまいそうだからです。

普段キツい事が続いでも、たまのご褒美があるから頑張っていられます。また、そのご褒美を目指して頑張る事が出来ます。

三年ぶりの私へのご褒美。

有り余るほどのご褒美をいただきました。

また来年、彼と一緒に旅行に出かけられるよう日々頑張って仕事に、生活に精進を重ねていきたいです。

幸せというものはそう沢山はあってはいけないものです。