松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



忘れ難き思い出

おはようございます。

昨日は卒業間近の長女の学校の菓子祭があり、東京へ久しぶりに出かけました。



娘のクラス全員でつくった工芸菓子です。

全て和菓子の材料で出来上がっています。

素晴らしい。

先生方の作られた工芸菓子も息を飲むほどの素晴らしさ。



二年間お世話になった先生方とたくさんお話し、とても嬉しいお話も聞かせていただきました。

娘の学校は洋菓子やパンの専攻もあります。



これらも全てその材料で出来ています。

圧巻の一言です。

そして今回、私がとても楽しみにしていた娘の実演。



二年間でこれだけの菓子が容易につくる事ができるようになっていて、とても感激しました。また、それと同時に娘の成長を感じられ最高に嬉しい私へのプレゼントとなりました。

菓子の中のあんはイチゴミルク味。甘酸っぱいあんは和菓子ともマッチしていて美味しかったです。



ごちそうさまでした。

娘の学校を後にし、次に向かったのは私が楽しみにしていたもう一つの事。



私も娘が通う学校の卒業生です。その時の同級生たちとの再会です。

26年ぶりに会った仲間もいて、積もる話にあっという間に時間が過ぎ去りました。

それぞれ一人ずつ話を聞いてみると、人生は紆余曲折あり、一筋縄ではいかない事がわかります。

平穏な暮らしを誰もが求めて毎日頑張っているのだけれど、苦しい事や悲しさに打ち負けそうになった事もあったでしょう。

それを乗り越えて、皆歯をくいしばって人は生きているのです。

昨日の皆の顔はとても穏やかでいい笑顔でした。

忘れ難き思い出。

またの再会を約束して別れました。

私の楽しみにしていた二大イベントはあっという間に終わりを告げました。

本日は代休の娘とのお出かけです。

久しぶりの二人でのお休み。精一杯娘に楽しんでもらおうと思っております。