松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
重陽の節句 菊の和菓子 その2
先日このブログでご紹介しました黒糖の葛菓子、宝笹もそうでありましたが、本日ご紹介いたします生菓子も私にとって、とても思い出深い和菓子です。
千代見草
菊の異称は様々あれど、私の京都の修行先は千代見草と銘打ってお店に出していました。
菊の色も様々ではありますが、こちらも決まって毎年このピンク色でつくっていました。
この季節を迎えますと、京都での生活を懐かしむ私がいます。
修行仲間は元気かなぁ。お世話になった職人さんたちは元気だろうか。などと色んな思いが頭をよぎります。
辛く苦しいばかりの修行時代でした。
幸せで楽しい事など10%もなかったように思いますが、こうして思い入れの強い和菓子に携わる頃になると何故か幸せで楽しかった事しか思い出さないものです。
千代見草
菊の異称は様々あれど、私の京都の修行先は千代見草と銘打ってお店に出していました。
菊の色も様々ではありますが、こちらも決まって毎年このピンク色でつくっていました。
この季節を迎えますと、京都での生活を懐かしむ私がいます。
修行仲間は元気かなぁ。お世話になった職人さんたちは元気だろうか。などと色んな思いが頭をよぎります。
辛く苦しいばかりの修行時代でした。
幸せで楽しい事など10%もなかったように思いますが、こうして思い入れの強い和菓子に携わる頃になると何故か幸せで楽しかった事しか思い出さないものです。