松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



父が祖父のもとで和菓子を教わっていた時、あまりに辛くて何度もくじけそうになった事を私は小さな頃から聞いてきました。

仕事が終わって仕事場の裏から星を見上げると、とても綺麗な星空とは裏腹にとても悲しく、情けなくなって涙が頬を伝ったそうです。

私は毎日、配達が無ければ一日中家にこもりっきりです。夕方にゴミを出す際に綺麗な空の写真を撮りました。



久しぶりに見た空のような気がしました。

私はやっと普通の毎日が幸せであるという事が分かってきたように思います。

いつもと変わらぬ毎日。いつもと変わらぬ仕事。いつもと変わらぬ家族。いつもと変わらぬ仕事場の仲間たち。

変化を求めがちになってしまいます。しかし、不変に真の幸せがあるのだと今の私は信じています。

いつもと変わらない事に感謝しないといけません。

そんな事を考えた黄昏どきです。

そろそろ仕事を中断し、夕飯に取り掛かります。これも私の大切な毎日のルーティンの一つです。