香りには当然色はありませんが、「青の香り」との表現がぴったりなのが葛さくらの桜葉の香りだと思います。
桜餅に使う桜葉はまるまる一年間塩漬けします。それに対して葛さくらに使う桜葉は春先に採ったものを軽く塩漬けしてあるだけなので、桜の香りがとても強く残ります。
ただ、弱点もあります。
浅漬け故に変色のスピードがとても速いのです。そのような理由で破棄する数がとても多くなってしまいます。
そんな事からこの浅漬けの桜葉を使う和菓子屋さんは当店以外にはあまり無いのではないかと思います。
仕入れた桜葉の浅漬けが無くなるまでは販売いたします。