松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
刷り込み
嫌いな食べ物、好きな食べ物があったりするというのは私の考えでは脳の刷り込みが関係しているのではないか。そう思っています。
小さな時の何かのきっかけで好きもの、嫌いなものが決まってしまって、今の自分の好みをそのまま引きずってしまっているのではないでしょうか。
そのきっかけとは両親の好き嫌いがそのまま自分へと影響しているものもあるでしょうし、小さい頃に食べた時に「気持ち悪い!」と感じた食べ物をそのまま今でも継続して嫌いなものとして認識してしまっているものもあるでしょう。また、その逆も往々にしてあると思います。
これはとても私にとっては興味深いものであり、いつも頭の中にこの事が渦巻いています。
生まれた国がスパイス王国であるインドやイスラム諸国などではスパイス嫌いな人はいないでしょうし、辛いものの代表国である韓国ではキムチが嫌いな人はおそらくいないでしょう。また八角が嫌いな日本人はたくさんいましょうが、八角嫌いの中国人はいないのではないかと考えたりもします。
私は小さい頃、魚の刺身とおでんと生レバーとコーヒーが大嫌いでした。
お寿司を食べる時には海老と玉子とかっぱ巻きしか食べられませんでしたし、おでんに限って言えばあの匂いが堪らず嫌いで口にする事も出来ませんでした。自分で推測するに、魚の練り物があまり得意でなかったのだと思います。
また学生時代は喫茶店に行ってもコーヒーなど飲まず、アイスミルクしかオーダーしなかったのは、私の同級生ならば皆が知っている話でもあります。
何がきっかけなのかは自分でもわかりませんが、その嫌いだったものが全て現在では好きなものとして私の認識が変わってしまっているのです。
今回はコーヒーのおはなしです。
ずっと気になっていた地元、一宮市にあるコーヒー豆専門店へやっと伺う事が出来ました。
いつの間にかコーヒーの虜となってしまった私は電動ミルや銅のポットやペーパードリップのセットやコーヒーカップまで凝るようになりました。
こちらのお店の方はコーヒーについて、とても親切に教えてくださいました。
コーヒーの生豆をお店で選び、ローストしてくれます。
また、
限定豆ではありますが、試飲もさせてくれました。
右が純粋なコーヒー、左が残ったエグ味や渋味だけのコーヒー。
飲み比べまでさせてくれます。
今回は私が大好きなインドネシアのマンデリントバコをローストしてもらい、家に持ち帰りました。
ローストしたてのマンデリンの香り、味わいは格別です。
嫌いな食べ物や飲み物をお持ちの方、案外何かのきっかけで一転して好きになってしまうものです。
現に私はそういった概念を全て取っ払ってしまい、嫌いなものは何も無くなりました。
今まであった脳の刷り込みを全部白紙にしたのです。
世の中に嫌いな食べ物があるって、損した気持ちになりませんか?
バンジージャンプに挑むような気持ちでいざトライしてみると、案外大丈夫だったりしますよ。
是非!
人生がより彩り豊かになるのではないでしょうか。
小さな時の何かのきっかけで好きもの、嫌いなものが決まってしまって、今の自分の好みをそのまま引きずってしまっているのではないでしょうか。
そのきっかけとは両親の好き嫌いがそのまま自分へと影響しているものもあるでしょうし、小さい頃に食べた時に「気持ち悪い!」と感じた食べ物をそのまま今でも継続して嫌いなものとして認識してしまっているものもあるでしょう。また、その逆も往々にしてあると思います。
これはとても私にとっては興味深いものであり、いつも頭の中にこの事が渦巻いています。
生まれた国がスパイス王国であるインドやイスラム諸国などではスパイス嫌いな人はいないでしょうし、辛いものの代表国である韓国ではキムチが嫌いな人はおそらくいないでしょう。また八角が嫌いな日本人はたくさんいましょうが、八角嫌いの中国人はいないのではないかと考えたりもします。
私は小さい頃、魚の刺身とおでんと生レバーとコーヒーが大嫌いでした。
お寿司を食べる時には海老と玉子とかっぱ巻きしか食べられませんでしたし、おでんに限って言えばあの匂いが堪らず嫌いで口にする事も出来ませんでした。自分で推測するに、魚の練り物があまり得意でなかったのだと思います。
また学生時代は喫茶店に行ってもコーヒーなど飲まず、アイスミルクしかオーダーしなかったのは、私の同級生ならば皆が知っている話でもあります。
何がきっかけなのかは自分でもわかりませんが、その嫌いだったものが全て現在では好きなものとして私の認識が変わってしまっているのです。
今回はコーヒーのおはなしです。
ずっと気になっていた地元、一宮市にあるコーヒー豆専門店へやっと伺う事が出来ました。
いつの間にかコーヒーの虜となってしまった私は電動ミルや銅のポットやペーパードリップのセットやコーヒーカップまで凝るようになりました。
こちらのお店の方はコーヒーについて、とても親切に教えてくださいました。
コーヒーの生豆をお店で選び、ローストしてくれます。
また、
限定豆ではありますが、試飲もさせてくれました。
右が純粋なコーヒー、左が残ったエグ味や渋味だけのコーヒー。
飲み比べまでさせてくれます。
今回は私が大好きなインドネシアのマンデリントバコをローストしてもらい、家に持ち帰りました。
ローストしたてのマンデリンの香り、味わいは格別です。
嫌いな食べ物や飲み物をお持ちの方、案外何かのきっかけで一転して好きになってしまうものです。
現に私はそういった概念を全て取っ払ってしまい、嫌いなものは何も無くなりました。
今まであった脳の刷り込みを全部白紙にしたのです。
世の中に嫌いな食べ物があるって、損した気持ちになりませんか?
バンジージャンプに挑むような気持ちでいざトライしてみると、案外大丈夫だったりしますよ。
是非!
人生がより彩り豊かになるのではないでしょうか。