松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



今年最後かもしれません

レモン羊羹をつくりました。

今年最後かもしれません。



レモンの皮をむいて



皮の部分も細かく刻んで投入します。

もちろん果汁も



出来上がりました。



ここから棹に入れて1本ずつ密封します。

素晴らしい出来上がりです。

爽やかな酸味とレモンの皮がもたらす、優しい苦みが暑い夏にしっくりときます。

この羊羹は特に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりいただくことをお勧めいたします。

何度生まれ変わっても

今日は三女の誕生日。



何度生まれ変わってもこの娘たち三人の父親でありたいです。

お誕生日おめでとう!

これからもずっと仲良しでいましょうね。

2トーン

新しい琥珀糖がお店に並びました。



2トーンで仕上げてあります。

黄色の部分は祖父の時代から「きび羹」と松屋長春では呼んでいます。

餅由来の材料を使用してはいるものの、穀物のきびは全く使用してはいません。見た目がきびのようであることからこのように呼んでいたのではないかと私は想像しています。

この和菓子の最大の特徴はモチモチの食感。

餅由来の材料がもたらせてくれる恩恵であります。