松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



青楓

水面に映り込む青葉。




山々の中に流れる渓流が見せる一面をこの和菓子に落とし込みました。








繊細な感覚を持つ日本人が長きに渡り築いてきた日本語。




世界でも類を見ないであろう、様々な美しい言葉が溢れています。




「青楓」という言葉はもみじの色を表すものでありますが、私個人的な感覚では春先から初夏あたりにこの「青楓」という漢字を使い、朱く色付く秋にやっと「紅葉」という漢字を当てはめるのが適当であると考えます。




同じ物を指す言葉でも色んなアプローチがある日本語に私はいつも魅了されています。




私は皆様に向けてこうして毎日文章を書いているのですが、語彙力の無さ、表現力の無さに情けなくなる事がしばしばあります。




もっと勉強しなければなりません。