松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



スパイスを掘り下げて

最近仕事に追われ、なかなかブログを毎日書き続ける事が困難になっています。

出来るだけ時間を見つけて書いていこうと思っておりますので、これからもどうぞ引き続きお付き合いいただきますようよろしくお願い致します。

今日もやっと仕事が終わり、食事も先ほど食べ終えたところです。

仕事が終わってからの私の楽しみの一つに料理があります。皆も喜んでくれますし、喜んで食べてくれた事にささやかながら幸せを感じるからです。
近頃は買い集めたスパイスを使って頻繁に料理をつくります。

今晩はチキンバターカリーをつくりました。





いつものスパイス入れ。本場インドのものを使っています。それだけでも料理に力が入ります。





ニンニク、生姜をみじん切りにしてサラダ油で焦げないように炒めます。この時点でカルダモン、クローブ、クミンシードが入ります。





スライスした玉ねぎを投入し、きつね色になるまで炒めていきます。




途中で大きめに切った鶏肉を入れ、続けて炒めます。




しっかり炒めたらトマトピューレとカットトマトを入れて煮込みます。



ここでスライスした玉ねぎを投入します。

炒めた玉ねぎとは違い、この玉ねぎは食感を良くするためにここでもう一度入れる事にします。



バターとヨーグルトを入れてしっかりと混ぜます。



カシューナッツと牛乳をミキサーで混ぜ合わせ、仕上げに入れます。




盛り付ける寸前にスパイスを自分好みに混合して作ったガラムマサラをふりかけ、一煮立ちさせて完成です。




チキンバターカリー、出来上がりました。

スパイスについて勉強し、スパイスを掘り下げて知る事はとてもエキサイティングで面白いです。

何度も何度も取り組むうちに次第に上手くなっていくと、向上心も掻き立てられます。

これは和菓子道にも通じるものがあり、共通点も多いと思います。


追伸
スパイスを掘り下げてわかってきた事。
カルダモンはまだしも、クローブは入れすぎると癖が強くなり、食べにくくなります。日本人には馴染みの薄いスパイスですし、生まれ持ってスパイスに慣れ親しんでいる方たちとは違うのでなかなか私たちにはハードルの高いスパイスなのかもしれません。