夏の夢
この生菓子にはそう名付けて毎年お出ししています。
毎日こう暑くては、快眠とまでしっかりと寝付けないかもしれません。
気持ちだけても少しでも涼しげになりたいものです。
和菓子を作るときの題材ですが掴みどころのない、イメージだけで完成させるものは気持ちが乗り心も弾みます。
具象的なものは見たものをそのまま表現します。しかし、抽象的なものは人それぞれ持っている像が違います。
そこにとても興味がひかれ、楽しみがあるのだと思います。
和菓子づくりに携わるときの力の入れ具合も自然に変わってくるものです。