松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
思い出の海南鶏飯
高校時代からの親友と台湾旅行へ行った時に食べたシンガポール料理の海南鶏飯の美味しかった事と言ったら。未だに忘れられません。
早速、思い出しながら家で作ってみる事にしました。
後から知ったのですが、鶏肉はモモ肉を実際には使うようです。私は胸肉でつくりました。
出汁は手羽元とこの胸肉で。
しょうがをスライスして一緒に茹でます。私は茹でる際にしっかりと塩を入れました。
食べてわかったのですが、塩はしっかりめに入れてよかったです。
茹で上がった鶏肉を冷ましておきます。
そして残ったスープも同じように冷ましておきます。
ご飯はタイ米のサフランライス。そして三分の一の量の日本のお米。
これも食べてわかった事ですが、サフランライスだけではパサパサ過ぎると思います。日本のお米を入れる事によって少しモチモチ感が残ってよかったように思います。
本場韓国のごま油とニンニクをフライパンで炒め、お米を投入して熱を入れてから鶏肉のスープを入れ、お釜で炊き上げます。
後はソースづくり。
台湾ではネギを使っていたので。
ニンニクとごま油で煮るようにゆるゆると炒めて塩と胡椒で味をしっかりめに付けます。
そしてもう一つのソース。
レモン一個を絞り、すりおろし生姜と砂糖と醤油で味付けたもの。
市販のチリソースとタイの調味料であるソープーカオも用意しました。
パクチーを盛り付けて出来上がり。
やはり胸肉は少しかためですが、味は思った通りに出来上がりました。
外食した時に美味しかったものは、出来るだけ近いうちに家で再現するように私はしています。
私がつくった料理を家族に食べてもらいながら、その時私が感じた事や食事をした際の出来事なども合わせて話せるからです。
一緒に料理を囲みながら、その場の臨場感も味わって欲しい。
今日の晩ご飯は私の親友との台湾旅行の楽しかった思い出も家族に共有してもらえた気持ちになり、とても嬉しい夜でした。