松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



一日の始まりは

おはようございます。

今週も張り切っていきたいと思います。

わらび餅が始まりますと毎日のスタートはこの生菓子からの仕事となります。



わらび餅は植物の蕨の根のでんぷん質が原材料となります。

コーヒー牛乳のような色合いなんですよ。

葛の根のでんぷん質とは全く様相が違っています。葛は純白ですので。



練り上げていきます。



包あんして



完成です。

お客様にとっては完成した商品しかご覧になる機会がございません。

たまにはこうして出来上がるまでの様子もお知りいただきますと、和菓子について深くご興味を持っていただくきっかけとなるのではないでしょうか。

そんな考えを常に持ちながら毎日こうしてブログを書いているつもりです。

では、今週も変わらぬお付き合いをどうぞ宜しくお願い致します。

卒業

次女が高校の卒業を控えているところです。

娘のインスタグラムを読んで初めて知ったのですが、2月2日で私が作るお弁当が終了したようです。



早く教えてくれよ!

早く知ってたらもっと豪華なお弁当にしたのに!

三女のお弁当はまだ二年間続きますが、次女のお弁当づくりはこれで私も卒業となります。

ホッとした気持ちよりも少し寂しく感じる今日この頃です。

しかし、まだまだ家族全員の食事も毎日担当するという責任が私にはあります。

これからも楽しく料理に取り組みたいと思います。

魂が宿りました

先日新調しました和菓子を入れるきりだめ。



松屋長春の名を筆入れし、魂が宿りました。



真っさらの、のっぺらぼうなきりだめとは引き締まり具合が違います。

仕事にも張りが出るようで、やる気がみなぎってきました。

機会がございましたら是非店頭でご覧下さいませ。