松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
春は淡い色がお似合い
和菓子に使う色。
松屋長春では何種類使っていると思われますか?
赤、青、黄の3色です。
これ以上の色もあるにはありますが、当店では使いません。
この3色の取り合わせや色の濃さなどで、季節を表現する事になるのです。
春はやはり全体的に淡い色がお好み。夏は淡い色と濃い色、どちらも使って表現しているような気がします。
秋冬は総じてシックで落ち着いた色合いのものがよろしいようで、お正月になりますと俄然明るく派手めの色合いの和菓子が多数を占めるようになってまいります。
こうして改めて文に起こしてみますと、着色というものは単純なようで奥深き事のように感じます。色一つで菓子の持つ品性やセンスも違ってくるように思うからであります。
そんな事から細心の注意を払いながら着色するようにいつも心がけています。
五感で感じる季節をこの身にまといながら着色するのです。
桜の季節が近づいてまいりました。
芽吹きの春、ポカポカ陽気の春、優しい香りの春を思い起こさせる春の淡い色合いです。
松屋長春では何種類使っていると思われますか?
赤、青、黄の3色です。
これ以上の色もあるにはありますが、当店では使いません。
この3色の取り合わせや色の濃さなどで、季節を表現する事になるのです。
春はやはり全体的に淡い色がお好み。夏は淡い色と濃い色、どちらも使って表現しているような気がします。
秋冬は総じてシックで落ち着いた色合いのものがよろしいようで、お正月になりますと俄然明るく派手めの色合いの和菓子が多数を占めるようになってまいります。
こうして改めて文に起こしてみますと、着色というものは単純なようで奥深き事のように感じます。色一つで菓子の持つ品性やセンスも違ってくるように思うからであります。
そんな事から細心の注意を払いながら着色するようにいつも心がけています。
五感で感じる季節をこの身にまといながら着色するのです。
桜の季節が近づいてまいりました。
芽吹きの春、ポカポカ陽気の春、優しい香りの春を思い起こさせる春の淡い色合いです。