松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



緑色のごはん

私たち日本人は白飯に慣れ親しんでいるため、ご飯はもともと白いものとして認識しています。

白飯以外のものはお赤飯や黄飯などもありますが、常食はしません。

東南アジア方面などへ行きますと、もともと黒色や紫色として色素を持つお米がありますし、インドやネパールなどはサフランで着色した黄色いごはんがあります。

そう考えますと、色の付いたご飯も珍しくなさそうです。



秋になり、松屋長春ではもち米由来の道明寺粉を緑色に着色しました。

和菓子として食していただきますので、当然お砂糖も入っております。

砂糖が加わりますと、色艶が俄然良くなりますよね。



ゆず餅として仕上がりました。

中のあんは備中白小豆こしあんに柚子の果汁をたくさん使っております。

香り豊かでモチモチの食感のこのゆず餅。次第に黄色へと変化してお店に並ぶこととなります。