松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
The Wagashi
伊勢芋の力を利用してふんわりと膨らませた薯蕷製の蒸し菓子です。
真上から撮影しました。
生地には蕎麦粉を入れ、シックな色合いに。そして頂には大徳寺納豆を配し、その独特の香りと塩気をアクセントとして使いました。
大徳寺納豆をご存知でない方もいらっしゃると思いますので、少しばかりご説明いたします。
原料は大豆。それを発酵させたものを大徳寺納豆と言うのですが、実際には納豆のようなものではなく赤味噌のようなニュアンスのものであり、独特の発酵臭の香気と強い塩味が特徴的です。
中国の調味料である豆鼓(トウチー)にとてもよく似ていると思いますし、元を辿ればこの豆鼓に行き着くのでしょう。
中国から由来したこの大徳寺納豆は大徳寺の僧侶の保存食として現在も大徳寺でつくられています。
松屋長春で使う大徳寺納豆も定期的に京都、大徳寺まで買い付けにいきます。
話が長くなりましたが、今日ご紹介しましたような蒸し菓子は昔からずっと続く伝統的な和菓子の一つとして現在でもこうして受け継がれています。
これこそThe Wagashiなのです。
真上から撮影しました。
生地には蕎麦粉を入れ、シックな色合いに。そして頂には大徳寺納豆を配し、その独特の香りと塩気をアクセントとして使いました。
大徳寺納豆をご存知でない方もいらっしゃると思いますので、少しばかりご説明いたします。
原料は大豆。それを発酵させたものを大徳寺納豆と言うのですが、実際には納豆のようなものではなく赤味噌のようなニュアンスのものであり、独特の発酵臭の香気と強い塩味が特徴的です。
中国の調味料である豆鼓(トウチー)にとてもよく似ていると思いますし、元を辿ればこの豆鼓に行き着くのでしょう。
中国から由来したこの大徳寺納豆は大徳寺の僧侶の保存食として現在も大徳寺でつくられています。
松屋長春で使う大徳寺納豆も定期的に京都、大徳寺まで買い付けにいきます。
話が長くなりましたが、今日ご紹介しましたような蒸し菓子は昔からずっと続く伝統的な和菓子の一つとして現在でもこうして受け継がれています。
これこそThe Wagashiなのです。