松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



景色

いつも車で通る道を実際に歩いてみると、いつも見ていたはずの景色が全く違うものとして目に映るものです。

スピードが遅くなると見渡す景色が広く大きく見えてくるものです。

世の中の動く速さが遅い(ほとんど止まってしまっているのかもしれない)今だからこそ、いつもと違った多くのやるべき事、やらなきゃならない事が見つかり、じっくりと取り組むことができるというものです。



丹波の黒豆をどうやったら上手に和菓子用として仕上げられるか思案中です。

おせちの黒豆とは違ったニュアンスになるので、お手本のレシピはありません。

こんな時だからこそ、普段手を出さない、いや、手を出す時間がないところまで時間を割くことができます。

松屋長春の和菓子がこの先もっとより良いものとなれるよう、精進を重ねていきたいものです。

ガンバルゾ!