松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
ゆうき
先日、松屋長春の羽二重巻のセミオーダーのおはなしをアップいたしました。
お客様のお好きな焼印をお選びいただき、その焼印を仕上がった羽二重巻に施すといった趣旨のものであります。
一番最初にご依頼下さいましたお客様はなんと!私が半分冗談のつもりでご紹介した「ゆうき」という焼印をお選びになられました。
おはなしをお伺いしてみると、そのお客様の息子さんのお名前が「ゆうき」ちゃんと言われるそうで、ちょうどお誕生日のお祝いにとの事でした。
焼印が縦長で非常に焼印としましては押しにくい部類に入るものでしたが、ご注文下さったことに感激を覚えました。
ありがとうございました!
お客様のお好きな焼印をお選びいただき、その焼印を仕上がった羽二重巻に施すといった趣旨のものであります。
一番最初にご依頼下さいましたお客様はなんと!私が半分冗談のつもりでご紹介した「ゆうき」という焼印をお選びになられました。
おはなしをお伺いしてみると、そのお客様の息子さんのお名前が「ゆうき」ちゃんと言われるそうで、ちょうどお誕生日のお祝いにとの事でした。
焼印が縦長で非常に焼印としましては押しにくい部類に入るものでしたが、ご注文下さったことに感激を覚えました。
ありがとうございました!
夏まつり
ちんとんしゃんとお囃子の音色も聞こえず、太鼓の音も今年は鳴り響きそうにありません。
夏まつりに花火、薪能、出店など全てのイベントが中止に追い込まれてしまっています。
日本人が日本人であった頃から指折り数えても、今年のように全てのまつりごとが無い年は初めての事ではないでしょうか。
とっても寂しいことです。
新型コロナウイルスというまだ未知のものと対峙することによって、これから先の私たちの生活も一変していくのかもしれません。
マスクやフェースシールドや除菌アルコールの常備など今までだったら考えた事もなかったようなものが、極日常的なものとして使われていくのかもしれませんね。
さて、余談が多くなってしまいましたが。
夏まつりと銘打った本葛製の蒸し菓子をお店に並べました。
中心にこしあん、そのまわりに三色に染め分けた備中白小豆こしあんを纏わせ、一番外側に涼しげな本葛で包み込んであります。
三色に染め分けた理由は、昨年のこのブログにも書いた記憶がありますが、今年は書かないでおきます。
皆さまの想像力を発揮していただき、この和菓子「夏まつり」を楽しんでいただけましたら幸いと存じます。
夏まつりに花火、薪能、出店など全てのイベントが中止に追い込まれてしまっています。
日本人が日本人であった頃から指折り数えても、今年のように全てのまつりごとが無い年は初めての事ではないでしょうか。
とっても寂しいことです。
新型コロナウイルスというまだ未知のものと対峙することによって、これから先の私たちの生活も一変していくのかもしれません。
マスクやフェースシールドや除菌アルコールの常備など今までだったら考えた事もなかったようなものが、極日常的なものとして使われていくのかもしれませんね。
さて、余談が多くなってしまいましたが。
夏まつりと銘打った本葛製の蒸し菓子をお店に並べました。
中心にこしあん、そのまわりに三色に染め分けた備中白小豆こしあんを纏わせ、一番外側に涼しげな本葛で包み込んであります。
三色に染め分けた理由は、昨年のこのブログにも書いた記憶がありますが、今年は書かないでおきます。
皆さまの想像力を発揮していただき、この和菓子「夏まつり」を楽しんでいただけましたら幸いと存じます。
西瓜
先日の豪雨で出荷間近の西瓜が全てダメになってしまったというニュースが流れていました。
水害やかんばつや台風によって農作物が被害を受けてしまうことは昔から頻繁にありました。
五穀豊穣を祈るお祭りや儀式はそんな被害を無くそうと始まったもので、日本でも世界中でも現在まで大切に受け継がれています。
近頃の天災は以前とは違い、被害の規模がとても大きくなっているように感じています。
これは大気汚染やオゾン層破壊に始まり、気温上昇までもがこの天災を引き起こしているものと思われます。
農家の方々の落胆は察するに余りあります。これは実は農家の方々ばかりでなく、家庭の食卓にも大きな影響が出るのと同じで、また私が営む和菓子業界にも大きな影を落とすものであります。
今年の小豆の種まきは北海道ではもうすでにスタートしているでしょうが、私が特に使う丹波大納言小豆や備中白小豆などはこのあたりから豆まきがスタートします。
この先の天候次第でどうなるのか、今から心配でなりません。
前置きが長くなりましたが、松屋長春の羽二重餅の掛紙が新しいデザインになりました。
今年はあまり西瓜食べられなかったな。
とってもさみしいです。
水害やかんばつや台風によって農作物が被害を受けてしまうことは昔から頻繁にありました。
五穀豊穣を祈るお祭りや儀式はそんな被害を無くそうと始まったもので、日本でも世界中でも現在まで大切に受け継がれています。
近頃の天災は以前とは違い、被害の規模がとても大きくなっているように感じています。
これは大気汚染やオゾン層破壊に始まり、気温上昇までもがこの天災を引き起こしているものと思われます。
農家の方々の落胆は察するに余りあります。これは実は農家の方々ばかりでなく、家庭の食卓にも大きな影響が出るのと同じで、また私が営む和菓子業界にも大きな影を落とすものであります。
今年の小豆の種まきは北海道ではもうすでにスタートしているでしょうが、私が特に使う丹波大納言小豆や備中白小豆などはこのあたりから豆まきがスタートします。
この先の天候次第でどうなるのか、今から心配でなりません。
前置きが長くなりましたが、松屋長春の羽二重餅の掛紙が新しいデザインになりました。
今年はあまり西瓜食べられなかったな。
とってもさみしいです。