松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



わらびもち

お客様から多くのお問い合わせをいただいておりましたが。




大変長らくお待たせ致しました。




松屋長春謹製「わらび餅」の販売をスタートしました。







ちょうど今、出来上がったところです。








皆様のご来店、心よりお待ちしております。

きんかん

毎年この時期にお出しします「果心」です。








金柑の蜜漬けを中心に、口溶け味わいの良さが抜群の備中白小豆こしあんとフワフワの羽二重餅でくるみました。




優しい酸味、金柑だけが持ち合わせる独特の味わいが羽二重餅にぴったりとマッチしている生菓子だと思います。




オススメの食べ方は上品に切り分けて食べるのでなく、手に持って半分ずつ二口でお召し上がりいただきたいです。




食感、そして触感を充分にお楽しみいただけるのではないかと思います。




いつもの「果心」と違うのは、頂に配した薄緑色の三角形のシンボルであります。




このシンボルは金柑蜜を煮詰めて琥珀に仕上げたものです。

椿餅

昨年12月30日よりスタートしました「椿餅」です。








ふわふわの羽二重餅と備中白小豆の粒あんの取り合わせ、そして上下に寒中みんなで一生懸命摘んだ椿の葉を配してのご提供です。




ロウを塗ったようなお照りのある椿の葉の美しさには目を見張るものがあります。




私を含めてそうだと思いますが、実際にこうして菓子に使わなければ、まじまじと見ることはないと思います。




この椿餅、古くは平安時代から形を変えて現代まで続いてきたと言われています。




とても品の良い和菓子で、作り手の私も大好きなんです。




本日もお店のショーケースに並びました。