松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



わかくさ

よもぎを羽二重餅の中にたっぷりと投入して「若草餅」をつくりました。




当然の事でありますが、着色はしていません。








よもぎの香りや味わいは唯一無二のもので、とても特徴的であります。




春を代表する香り、味であると言っても過言ではありません。




この生地にぴったり、しっくりとくるのは丹波大納言小豆の粒あんであると考え、中心に据え置きました。




「若草」。私はわかくさってとても言葉の響きが良くって好きなんです。




緑色よりも優しく捉えられ、寒く少し裏寂しい冬を乗り越えた初春に、か細くも命の息吹を強く感じるからであります。




この「若草餅」、松屋長春では息の長い生菓子の一つで、3月いっぱい頃までは販売が続きます。

ご褒美

まいにち仕事場と寝室の往復です。




やっと少しのゆとりが出たので、夕飯どきにキッチンに立てるようになりました。




好きな料理を家族に振る舞い、心がちょっとだけ和らいできたところです。




新型コロナウイルスが猛威をふるっている頃なので、こんな言葉を発するとバチが当たりそうですが、




「たまにはオシャレして外に出かけたい!」




ごめんなさい。言ってしまいました。




10年ほど前からずっとずっと欲しかった帽子を買いました。やっと買いました。(欲しかったらもっと早く買ったらいいのに)




ラビットフェルト生地のボウラーハットです。












自分への最大のご褒美。




1か月ぶりのお休み、1月12日にはこのハットを携えて少し散歩でもしようかな。

キーポンランニン

おはようございます。




本日は月曜日。




通常ならば定休日となりますが、元気に営業いたします。




栗きんとん製のお正月菓子「老梅」を先ほど仕上げてお店に並べたところです。








今日お店に並んだ「老梅」は、たまたまでありますが父と私の合作です。




昨年12月15日に休んで以来、おおよそ3週間休みなく仕事を続けています。




ヘタレの私は何度かへこたれそうになりましたが、なんとかここまでやってこられました。




こう休みなく仕事が続きますと、いい意味で麻痺すると言いますか「慣れ」というものが身体に宿るようになるようです。




このまま一年間毎日仕事しても大丈夫ではないかと感じてしまうほとであります。




年始一等目のお休みは1月12日火曜日です。あと8日間!




張り切って走り続けます。




今週も一週間どうぞ宜しくお願い致します。




Keep on running!