松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
納豆と豆腐
今朝の私の食事は納豆と豆腐です。
大豆由来のこの二つ。私の大好物です。
身体にもとってもいいですし。
「納豆」と「豆腐」という漢字ですが、不思議に思われた事ありませんか?
なっとうは豆を腐らせたもの(実際には発酵させたもの)で、とうふは豆をかためたもの(豆を納めたもの)です。
意味から辿っていくと。。。そうなのです。
漢字が逆なのです。
実際にはなっとうは「豆腐」という漢字を使うべきで、とうふは当然「納豆」という漢字を使うべきだったのです。
ではなぜ初めからこのようになってしまったのでしょう?
納豆も豆腐ももともとは中国から伝来してきたものです。
伝来したそのタイミングで、伝え聞いた日本人が間違えて漢字をあててしまったと言われています。
「気づいた時に漢字を戻したらよかったのに。」
私はそう思ったりもしますが、今さら元に戻すと余計に頭がこんがらがってしまいそうなのでやめておいた方がよいでしょう。
私の大好物である納豆と豆腐ですが。
納豆は刻みネギと生卵を混ぜ合わせて。豆腐は刻みネギとすりおろしたヒネ生姜と醤油で。
この食べ方がやはり一番好きです。
では、いただきます。