松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



明日も元気で会いましょう

「常夏だなんて言葉はもはや無い!誰がこんなリゾート気分の言葉を考えたんじゃい!」




危険を感じてしまうほど暑い。いや熱いです。




私的な元気の源は食欲と睡眠だと思います。




今夜はスーパーの激安ビーフと日本のものではないアスパラガスを使った一皿と冷麺をつくりました。(結果的に激安料理になりました。)












口に入りやすいサッパリしたものと、元気の出るものを私なりに考えて合わせてつくったつもりです。




食べとくれ。




家族のみんな、これ食べて明日の朝も元気な顔して会いましょう。




私はビール(正式にはビールでないけども)を飲みながら夕飯つくって、この後に風呂入ったらもう一杯飲んでやろうと思ってます。








こんな感じでいい気持ちで寝れるかな。明日も元気に出勤できるかな。




みなさまも健康第一でイキマショウ!




今日もおつかれさんでした。

この写真、なんだかわかりますか?








これは、羽二重餅なのです。




練り上がったばかりのフワフワ、トロトロの羽二重餅をこのバットに流し入れて生地を落ち着かせます。




それから均等に切り分けて、焼き菓子「若あゆ」のお腹に納まることになるのです。




お腹ぽんぽんの「若あゆ」、あと3週間くらいの命。今年もお召し上がりいただけましたら嬉しく思います。




天然の鮎は春先に遡上し、苔を喰みながら大きくなります。




「若あゆ」は遡上途上のゴールデンウィークの連休を過ぎたあたりから販売を始めるので、「若」という文字を敢えて付けているのですが、ちょうど今の時期になりますと「若」が邪魔になってきます。




しかし、名前を「青年あゆ」や「壮年あゆ」それから「老あゆ」などと変化させるわけにもいかず、最後まで「若あゆ」で通し切っているのですが、本当はどうにも気持ちよくないんです。




私のように感じていらっしゃる方々がおいでかもしれません。でも、これだけはお許しくださいね。

ビール寸評

いつも仲良くしている私の大切な友人がビールを一本プレゼントしてくれました。




その友人はミシュランガイドにも掲載される愛知県岡崎市のイタリアンの名店「ダフィリオ」のご主人です。




ビールマニアの私にこのビールを飲んだ感想を聞かせて欲しい。そんなわけだったと思います。




ずっと冷蔵庫の奥底で長期熟成しそうな勢いでありましたが、彼から「そう言えば、あのビール飲んでくれた?」と催促がありましたので「ハッとしてgood」した次第です。(田原俊彦は古いか。笑)




このビールの名前は「ロココ東京 ホワイト」












瓶の裏面にある説明文を読んでみると、




【ROCOCO Tokyo WHITEは「特別な瞬間に寄り添う」ために生まれ、発売からわずか1年で100を超える星付きの飲食店でご愛顧いただいております。富士山の伏流水と厳選原料で醸造されたフルーティーな芳香とシルクのような繊細さを、ワイングラスでお楽しみください。】




と書かれています。




欲しいと思った人が買いたい!と思っても普通には買えないのかな。そのあたりは私にはわかりません。すみませんです。




さて、飲んでみましょう。




うん、飲んですぐわかるヴァイツェンの味。




原材料に小麦麦芽が加わると、一般的なビールの原料である大麦とは違った香りや味が出るのです。




それは、よく言われるヴァイツェンのバナナ香と独特の甘みというやつです。




バナナみたいだと形容されるこのビールの香りは非常に印象的。ですが、苦手な方も多くいらっしゃいます事は隠すことができない事実であります。それはそのヴァイツェン特有の香りであったり、小麦麦芽由来の甘みであったりすると思います。




私はヴァイツェン(白ビールともホワイトビールとも言います。)も好んで飲む人間なので美味しい!!と感じました。




しかし、この香りや甘みは時に料理を単純に楽しむ時の妨げになってしまうような危うさもはらんでいるかもしれません。それはこのヴァイツェンが持つ特性が妨げになる可能性があるからです。




私なぞはビール自体を愛す人間なので、基本的に料理を楽しむ妨げにビールがなったとは感じた事は今まで一度もありません。私のような人間はそれでいいのですが。。。




それでもこのビールにはもう一つの特徴的な味わいがありました。




それはスパイシーさであります。




飲むとわかるピリリとした刺激的な味わい。舌を活性化させるようなあの感触は通常のヴァイツェンには無いものです。




これでビール全体を料理に寄り添うものとしてまとめ上げ、上品にスタイリッシュに、一段階上に昇華させてあると感じました。




筒井シェフ、これはこれでいいんでない?すごく美味しいもの。




イタリアンと言えばワイン。料理にぴったりと合うような赤ワインも白ワインもスパークリングももちろんあるでしょう。




でも、たまにはワイン苦手な方もいらっしゃるかもしれません。




そんな時にはこんなビールもいいのではないかな。(苦手な人が結構出る事は間違いないと思います。)




私は「ダフィリオ」にお邪魔した時は必ずキリンのハートランドというビールを飲みます。




瓶もオシャレで、それでいて本当に美味しい。




あれが好きだな。笑




こんな感じの感想になりました。




参考になりましたか?




寸評が遅くなってごめん。




これ書いてたら「ダフィリオ」の最高の美味しいイタリアンが食べたくなってきました。




またお邪魔させてください。