松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



素晴らしい一日でした。

今日は素晴らしい一日でした。

久しぶりに数年前まで松屋長春を底辺から支えてくれていたパートさん二人が遊びに来てくれました。

私の長女が生まれる少し前から数えると二十年という長きに渡って一緒に苦楽を共にした家族です。

当然、私の娘たち三人も深い愛情を持って接していただきました。

お二人とも働いていただいていた頃と全く変わらない姿、声。

感極まった次第です。

私だけはたくさんの残る仕事があったので途中で抜けてしまいましたが、両親は長い間積もる話に花を咲かせて幸せそうでした。

家族のように人生の四分の一程度を一緒に過ごした同志に対しては特別な感情が芽生えるものです。

ほんの小さなご縁でこうしてお知り合いになり、人生二人三脚で歩んで来られたことを幸せに感じますし誇りにも思います。

本当にありがとうございます。

また夜には弟二人とその家族がほとんど全員集まり、久しぶりに夕飯を共にしました。

松屋長春はこんな人々の支えがあって成り立っているのだと再認識したところです。



本当に素晴らしい一日でした。

みんな笑顔。それが一番です。

グッドモーニングベトナム

映画

グッドモーニングベトナム



この映画がつくられた時、なぜかわかりませんがベトナム戦争ものが立て続けに映画館で放映されました。

代表的なものに「プラトーン」、「フルメタルジャケット」、「ハンバーガーヒル」などがあります。

個人的にはやはり「プラトーン」がとても印象深いものではありますが、この「グッドモーニングベトナム」はベトナム戦争というものを違う視点から描いたある意味では変わった戦争映画として私の心を釘付けにしました。ですのでベトナム戦争といっても戦闘シーンは皆無と言っても過言でないほどありません。

この映画は自ら命を絶ってしまった今は亡き、ロビンウィリアムスの出世作であります。

一番の観どころはなんと言ってもロビンウィリアムスの早口DJの素晴らしさです。

「グーーーーッドモーニングベーートナァム!」というお決まりのフレーズは観終わった後ずーっと尾を引くほど頭に残ります。

人種間の差別や批判などは全て無くして平和な世の中を望みます。

この映画はそんな尊い意味を込めてつくられたような気がしてなりません。

私の大好きな映画の一つです。

また映画中で流れる挿入曲も素晴らしいものが揃っていて、主人公エイドリアン クロンナウアの機関銃のような曲紹介と合わせて楽しめる仕掛けとなっています。

このサウンドトラックもまた、私の大のお気に入りとなっています。



映画、サウンドトラック共になかなか無い秀作です。

私の超オススメの映画のおはなしでした。

七転八起

「七転び八起き」という言葉があります。

「七度転んでも力強く八度起き上がればよい」

そう三線奏者の登川誠仁が三線の落ち着いた音色にのせて歌っています。



私はほんの数年前までストレスから体調もずっと優れず、めまいから一年半くらい立ち上がる事もできず、ついには左耳も聴こえなくなってしまいました。

これこそ人生のどん底でした。これ以上のどん底は私の人生ではなかった事です。

さすがにもう転びたくないな。それが私の本心です。

転んで膝を擦り剥くのも正直なところもう嫌であります。

登川誠仁さんはなんといいますか、自由気ままで非常に明るい性格の人です。(もうお亡くなりになっておられますが)

人生を楽観的に捉えていらっしゃるような感じがします。(登川さんは登川さんでご苦労もたくさんあったのでしょうが)

また全てが自然体で、どなたに対しても同じ構えであります。

これがすごいなぁと感心するところなのです。

それはまさしく私の目指すところなのです。

登川さんは違う曲でこうも歌っています。

「人の善し悪しは後でわかる」

とても深い言葉です。

私にもまだ人生少し残っています。

後で「善し」と人に言ってもらえるような人間でありたい。また、自分に対しても「良し!」そう褒めてあげられる事ができるような生き方を選んで進みたい。そう思っています。

登川誠仁さんのおかげで考え方が少し変わりました。

ゆったり構えて自然体。

人生半分を軽くこえました。

明るく楽しくいきたいものです。