松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



たきび

おはようございます。

一昨日、昨日と二日間お休みを頂戴しました。

最近はお店がお休みの日はブログを書かないようにしているのですが、そんな日は「今日は何を書こう?」と思い悩むことが全く無いのでホッとする自分がいます。

このような私の拙い文ではありますが、楽しみにしてくださっている方が少しでもいらっしゃるのだという事を知ると、斯様な事を思ってしまう私は罰当たりだと反省する自分も同時にいます。

できるだけ、毎日書けるようしっかりしたいと思います。

これからも変わらぬお付き合いをしていただけましたら嬉しいです。

昨日は京都へ紅葉をみに行ってまいりました。明日はその事を書こうと考えています。

休み明けのご挨拶が長くなってしまいました。

本日ご紹介の和菓子はこちら。



「木枯らし」

軽羹製の生地に丹波春日大納言小豆の粒あんを合わせました。

先日おはなししました大徳寺納豆を少し散りばめて、木枯らしに散り舞う木の葉を表現しております。

吹き寄せた落ち葉を拾い集め、焚き火をすることは現在ではなかなか難しくなってきています。しかし私の心の中にはしっかりと小さい頃、身近にあった焚き火の情景が焼き付いています。

本日のブログの最後に童謡「たきび」の歌詞を掲載させてください。

素晴らしい歌詞に心が温まり、優しくなれます。

そろそろ山茶花の花が咲く頃ですね。そんな事まで気づかせてくれました。

かきねの かきねの まがりかど

たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」

きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち

たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」

しもやけ おててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち

たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」

そうだん しながら あるいてく